名前の通り花が一輪咲く
イチリンソウ
キンポウゲ科
Adonis nikoensis
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イチリンソウはキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、名前の通り、花茎の先に花を一輪咲かせるので、この名前がある。ニリンソウなどと同じく、花弁のように見えるのは花弁ではなく萼片。内側は白いが、外側は紅紫色を帯びる。名前が似ているニリンソウやサンリンソウと比較すれば、花の直径は4センチもあるので区別は容易だ。
写真は長野・新潟両県にまたがる斑尾高原に続く県道沿いに咲いていたイチリンソウ。車窓から白い大きな花が見えたので、車を路肩に寄せて見に行くとイチリンソウだった。珍しくはないが、ニリンソウに比べて出会う頻度は低いし、花も大きいので何となく得した気分だ。
関連情報→本サイト植物記「ニリンソウ」「サンリンソウ」
目立つ白い花を広げたイチリンソウ。長野県信濃町。
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