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まるで「釣り針」のような独特の草姿
ツリシュスラン
ラン科
Goodyera pendula
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 ラン科シュスラン属の多年草。北海道、本州、四国、九州に分布。山地林内や渓谷沿いの樹幹や枝、岩上に着生する。漢字では「吊り繻子蘭」。茎は長さ10〜20センチで下垂し、縁が波打つ葉が互生する。やがて釣り針のように茎は反転して斜上し、7〜8月に多数の白色花からなる花序を付ける。
 写真は、某県某渓谷沿いの高木に着生したツリシュスラン。対岸の林道から望遠レンズで狙うが、距離も高さもあり、撮影は難しい。バルブ+手動シャッターで撮影し、トリミングして拡大した。




高さ30mほどの樹幹に着生したツリシュスラン。



  
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