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![]() オオムカデ目の歩肢は、21対もしくは23対らしいが、この個体は19対しかないように見える。しかし顎肢に隠れる歩肢が1対あり、もし尾脚も歩肢に含めるならば計21対になり、奇形とはいえないことになる。尾脚を歩肢として数えるのか数えないのかわからないので、なんともいえないが。頭部のそばにあるのは顎肢、一番後にあるのは尾脚である。ちなみにムカデのなかまの歩肢は、すべて奇数対で、偶数対は奇形だそうだ。 ![]() 【訂正】この個体は、頭部と胴部の色が同じなのでトビズムカデではなく、別種のアオズムカデのようだ。広島市。 ![]() トビズムカデの頭部。単眼は4対、数珠状に連なる太い触覚、歩肢よりもはるかに太くて逞しい顎肢、そして半光沢がある体表面…確かに気持ち悪いが、その身体の機能的な造りには、やっぱり感心してしまう。 ![]() 裏返して口器周辺を拡大してみた。鎌のように湾曲した刺が顎肢。先端から毒が注入される ![]() アリによって巣に運び込まれたトビズムカデ。トビズムカデはアリに捕食されることもある。一方で、下の写真のようにトビズムカデは、ほかの生物を補食している。 NEW ![]() クロシタシャチホコ(シャチホコガ科の蛾)を捕食するトビズムカデ。蛾の開いた腹部から見えている黄色い球体は、どう見ても卵だろう。栄養価の高い卵は、ムカデにとって絶好のごちそうというわけか。それにしてもムカデは「蛾の腹がふくれている=卵を持っている」ことをわかった上で襲ったのだろうか。真っ先に腹に喰らいついているところを見ると、その可能性もあるかもしれない。 |
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