菜園の腐葉土プール内で見つけた
ジムカデの一種?
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昨日(2023年4月23日)、菜園の腐葉土プールから腐葉土を取り出す作業をしていたところ、その腐葉土表面に長さ4センチほどの赤い糸の切れ端のようなものがあるのに気が付いた。なんだろう? 最初は細いミミズのようにも見えたが、スコップで拾い上げてみると、多数の脚がある。ということは多足類、つまりムカデやゲジゲジのなかまと思われた。うろ覚えだが、過去にも敷地内で見た記憶がある。石の下とか、土の中から出てきたのを見たことがあるように思う。おそらく昔から棲息していたのだろう。
検索しても種名まではわからなかったが、ジムカデの一種といったところか。撮影した写真を拡大すると、それにしても全身がまっ赤だ。これほど赤いジムカデの写真は少なくとも見た範囲ではネット上にはなかった。ベニジムカデ属というのがあるようなので、その一種かもしれない。いずれにせよ詳しいことは不明。
そもそも多足類の研究者って極めて限られるだろうし、当然、図鑑もないし、調べようがない。しかし、実家の菜園という、ごく狭いエリアに同定できない生物種が棲息していたことになり、改めて生物相の奥深さを感じざるを得ない。
関連情報→本サイト動物記「トビズムカデ」
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腐葉土プールの中で見つけたジムカデの一種。脚は45対。腐葉土上で動きを観察すると、何度も腐葉土の中に潜り込もうとした。写真は腐葉土プール外側の地面に置いて撮影したもの
上半身をマクロストロボで拡大撮影してみた。グロテスクだが、この色といい、細密さといい、目を見張るものがある
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