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南アルプス・易老岳登山口に貼られていたもので、行方不明者2人分だが、同行者ではなく別々の時期にそれぞれ単独で入山し帰らなかった人である。一人は30代男性、もう一人は60代男性。 以下の写真全点NEW これも南アルプス。夜叉神峠登山口にあった掲示板。張り紙すべて行方不明者を捜している内容で、5枚もあった。つまり5人分ということ。すべて別々の時期に行方不明になった人たちだ。年齢は19才から77才まで。すべて男性。中には「南アルプスに登る」と家族に伝えたあとに音信不通になった人もいて、仮にその言葉通り、南アルプスで遭難していたとしても、遭難現場が夜叉神峠を経由する山(鳳凰三山?)なのかどうかすら判明していない事例もあった。 山菜採りで山に入り行方不明になられた70代の男性。北アルプス・三股登山口で撮影。 北海道・暑寒別岳登山口にあった山スキーの遭難者情報を求める看板。 秋田県北秋田市・安の滝入口にあった張り紙。2人でキノコ採りで山に入って、どちらも行方不明に。 新潟県魚沼市・枝折峠で見かけた看板。枝折峠〜越後駒ヶ岳〜中ノ岳のどこかで遭難したようだが、こんな看板が立てられるということは捜索でも見つからなかったのだろう。遭難者は60代の女性。しかし登山歴20年で「男性よりも早く歩き健脚」とあった。こんな山のベテランでも行方不明になるのだ。みんな気を引き締めよう。 左は長野県長野市・荒倉山登山口で見かけた看板。遭難したのは50代の男性で、鬼女・紅葉の岩屋を訪れた形跡はあるものの、それ以外の遺留品や形跡は一切見つかっていないという。右は岐阜県関市・高賀山登山口で撮影したもので、遭難者は30代の男性。登山中に見かけた人がいたら、ご一報下さい、とあった。 左は神奈川県松田町・鍋割山登山口で撮影。遭難したのは60代男性。右は静岡県静岡市・竜爪山登山口で撮影。警察もかなり丹念に形跡を追っていて、路線バスの運転手や山麓住民、さらにはすれ違った登山者の目撃情報まで拾い上げていた。しかし午後1時半に別の登山者と会話して以降、足取りが途絶えている。 左は静岡県浜松市・麻布山にあった手書き張り紙。当日の服装や持ち物をイラストで詳しく説明してあった。右は兵庫県養父市・氷ノ山登山口で撮影。この方は朝6時に登山を開始し、お昼には下山する予定だったらしい。 上の3点は、すべて奈良県上北山村・大台ヶ原駐車場にあったもの。左の人は、中央の人が行方不明になった約10日後に消息を絶たれている。ただし中央の人は「登山に行く」とだけいって自宅を出ておられるので、大台ヶ原で遭難されたかどうかは不明。 |