<<前のページ | 次のページ>>
山で見かけた変わったもの16
~畑~ 東京都青梅市・御岳山~日の出山間

撮影年月日:2001年5月19日

 「山で見かけた変わったものが畑って意味不明。山に畑があるのって普通では」と思ってません? いいえ、その認識は間違いですよ。里山に畑があるのは普通。でも山に畑はそうそうないですよ。特にある程度の標高がある山の主稜線上に畑があることはほとんどない。私が唯一例外として知っているのは、奥多摩の御岳山~日の出山の中間地点付近にある畑だ。

 御岳山といえば、山岳記215「山上集落」でも取り上げたが、その御岳の山上集落から稜線上の登山道を10分ほど歩いたところにあり、集落の人の畑なのかどうかは知らないが、2001年に見た時は写真のように作物が植えられ、きちんと管理されている印象だった。グーグルマップの航空写真を見ると、まだ健在のようだ。

 奥多摩主稜線に続く林間の登山道を歩いていると、突如視界が開けて畑が現れるのも不思議な感覚であった。ひょっとすると標高が高いので、害虫は少ないかも。高原野菜だって余裕で作れちゃうかも。




気になるのは作物に与える水はどうしているのだろう、ということ。近くに専用の水場があるのかな。



 CONTENTS 
 
   
 

Nature
山岳記