山の愛嬌者
エゾシマリス
Tamias sibiricus lineatus
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大雪山系・白雲岳山頂で休んでいた時、どこからともなくエゾシマリスが現れた。山頂の岩場をせわしなく動きまわり、時には登山者にも近づいてくる。登山者から食べ物を投げ与えられると盛んに頬袋に押し込めていた。どうやらこいつも「観光キツネ」と似たような選択をしてしまったようだ。しかし、キツネと違って、常に警戒し決して気を許しているわけではなかった。それは肉食動物と、天敵も多い草食動物との違いなのだろうか。
しかし、その姿は愛らしい。一箇所でじっとしていることが少ないので、なかなかシャッターを押せないでいたが、そんな思いを察してくれたのか(してくれるわけないだろ!)、ちょうどいいポイントで数秒ほど、立ち止まってくれた。その瞬間撮影したのが下の写真。
関連情報→本サイト植物記「チョウセンシマリス」
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しっぽののび方がいいねぇ
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