| 2026年3月12日(木) |
| NHKクローズアップ現代 福島原発・吉田所長の証言ビデオ |
9日、NHKクローズアップ現代で、事故の1年4ヶ月後に収録された福島第一原発の故・吉田所長のインタビュービデオが放送された。その中で完全撤退しようとした事実の有無を尋ねられた所長は、「撤退するとは一言もいっていない」と否定されていた。その点がはっきりしたのはよかったが、続けて次の質問もしてほしかった。
では吉田所長の意向とは別に東電本店が「撤退したい」と官邸に伝えたことがあったかなかったか、ご存じですか?
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これも同じくらい肝心なところじゃないの。東電は否定しているが、当時、枝野官房長官は、東電が事故対応を諦めて撤退したいと一時、申し出ていたことを明かしている。そのため撤退を阻止するには東電本店に乗り込むしかない、という菅総理の判断になったわけで、この情報が事実ではないとは考えにくい。吉田所長自身は撤退をまったく考えていなかったとしても、現場から状況を伝えられた本店では事故対応は無理と判断して「撤退したい」と官邸に伝えた可能性は十分にありそうである。
NHKニュースサイトには「この頃、有効な対策を打てないでいた東京電力に対し、官邸は『現場からの撤退を考えている』という疑いを持つようになります」とあるのだが、朝日新聞のかつての連載記事「プロメテウスの罠」に書かれていた内容と矛盾する(→参考・本サイト「最近思うこと038」)。どれが本当なのか不明だが、おそらく東電本店が吉田所長の意向とは別に、「撤退したい」とか「撤退も視野に入れている」みたいなことを一度は官邸に伝えたのではないか。でなければ菅総理が東電本店に乗り込む事態になるはずもない。官邸は、東電が福島原発から撤退したら東日本全域に人が住めなくなることを非常に危惧し、本店に乗り込んででも総理大臣自らが強く要請して阻止するしかない、という判断に至ったのではないか。
吉田証言からいえることは、菅総理が東電本店に乗り込まなくても福島原発からの撤退はなかったことになるわけだが、それはあくまで結果論であり、菅総理の判断は正しかったと思う。あの状況では乗り込む以外の選択肢は考えられない。国民も民主党政権のしたことすべてを自動的に全否定するのではなく、正しい判断に対してはフェアに評価すべきだ。
番組が作ったリアルな再現ビデオを見せられると、改めて原発を恐れる人もいっぱい出てきそうだが、少し冷静に考えよう。前にも書いたことだが、福島原発事故の根本原因は、原発が海辺の低地に立地し、原子炉の冷却に必要な電源設備も同じ敷地内の、しかも地下にあって津波に飲み込まれて機能しなくなったことである。そのせいで冷却できなくなり炉心溶融に至ったわけだ。対して同じ海辺でも少し高い立地条件にある女川原発では地震にも津波にも耐えている。つまり福島原発事故の根本原因は、原子炉自体の問題ではなく、地震や津波対策の脆弱性にあったわけで、そこらへんをごっちゃにしない方がいい。
当時は官邸ですら現場の状況が見えてなかったので、国民に至っては余計に何も見えない。私も事故発生直後は肝を冷やしたし、最悪の事態も頭に浮かんだ。しかしベントや給水作業が、ある程度できているということは、少なくとも2号機以外は今後、状況が激変して、さらに深刻な事態に発展する可能性はかなり低いかな、と想像したりした。また私がずっと着目していたのは、吉田所長をはじめとする原発職員が退避していない点だった。このことは、退避する必要があるほどの事態には至ってないし、対応がなんとか機能していることを示している。逆にいえば全員が退避したら本当にヤバかったわけだが、幸いにもそれはなかった。
本来、メディアはやたら原発の危険をあおるのではなく、原子炉自体が事故の直接原因ではないことも丁寧に説明すべきだったのに、それどころか不安商法や異論商法とでもいうべき金儲け目的の発言が多い中部大学の武田邦彦教授の見解を度々取り上げ、むしろ新たな混乱や問題を生み出す側に加担。教授の正体に気づくのに十年以上もかかるようなレベルで、どこが情報の権威なのよ。
結局、見るに耐えないオワコンぶりを発揮し、メディアが科学技術問題を正しく認識して報道するのは完全に無理ということをまたしても証明してしまったわけだが、たぶん何割かの国民はそれさえも気づいてないだろう。問題製造装置は、なにも朝日新聞やほかのメディアだけではないからね。
原発は、確かに懸念される別問題も含んでおり、例えば外国からいきなりミサイルを打ち込まれたりすると大惨事になるわけで、理想的な発電システムではないことはいうまでもないが、もうしばらくは「つなぎ技術」として利用するしかない。いずれ次世代の小型モジュール炉や、さらには核融合炉に移行するだろうし、今は大きな負担となっている高レベル放射性廃棄物を再利用する技術も生まれるかもしれない。いずれ原発を取り巻く状況は必ず変わる。それに合わせて頭のアップデートをしようね。感情的な反原発では、根本的な解決にはならないし何も生まれない。
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| 2026年3月7日(土) |
| カイロスロケット3号機 |
残念ながら打ち上げ成功には至らなかったが、今回は機体の問題ではなく、システムの問題だったらしい。なので状況としてはそんなに悪くない印象である。いうまでもなくロケットって一発勝負なので、いくら確認に確認を重ねても、結局、打ち上げてみないと成功するかどうか誰にもわからない。そういう意味で難しい技術分野だと思う。
昨年12月のH3ロケット8号機もそうだけど、その直後には中国のロケットも失敗しているし、あのスペースXも過去には数々の失敗を経験している。またソ連が世界初の人工衛星打ち上げに成功したあと、アメリカは慌ててロケットを作って打ち上げを試みたが、やはり数回失敗している(まだNASAがなく、開発主体は海軍だった)。世界的に見ても、特に開発段階では一発で成功するなんて、ほとんどないのではないか。なので、これくらいは予想される範囲だと思う。
JAXAの前身にあたる宇宙開発事業団や東京大学宇宙航空研究所の頃から日本のロケット開発に関心を持って見続けてきたボクちんとしては、民間会社が自社開発したロケットを打ち上げる時代がまさか到来するとは想像もしていなかった。いやはやスゴイ時代になってきた。ぜひ次回は成功してほしいものだ。あと一歩のところまで来ている。
ところで打ち上げ後の記者会見で、スペースワン社長は「『失敗』というのは文化として存在しない」と付け加えたらしい。おそらく2023年のH3ロケット初号機の記者会見が念頭にあるのだろう。あのときは補助ブースターロケットに点火せずに打ち上げることができなかったわけだが、JAXAの人が「ある種の異常を検知したら止まるようなシステムの中で、安全、健全に止まっているのが今の状況です」と説明したのに対して、共同通信の記者が執拗に食い下がり「わかりました。それは一般に失敗といいます」と言い放って批判されていた。
まあ、あの時と違って、今回は確かに失敗といわれても仕方ない部分があるとはいえ、社長は「これくらいのことは折り込み済み」と仰りたいのだと思う。当然、失敗をどう定義するかによっても違ってくるわけで、あんまり「失敗」「失敗」といってほしくない、失敗というよりもロケット開発にはつきもののありがちな試行錯誤の過程に過ぎない、ということだろう。
どういうことかというと、例えば自動車メーカーが最先端のハイブリット自動車を開発する状況を考えてみてほしい。その開発においてはテストにテストを繰り返し、問題があれば修正し、完璧な状態にして新車発表会の開催や受注開始となるが、ロケットの場合、自動車とは違って、あらかじめ問題を徹底的に洗い出すにしても、できることは限られる上に些細なトラブルが深刻な事象に発展しやすい。さらには1基あたり非常に高額な費用がかかる一発勝負だけあって開発と打ち上げ本番を明確に分けることも難しい。自動車の開発段階で発生したトラブルまで失敗と呼んでいいかとなると、それもちょっと違うでしょ。なのでイチイチ「失敗」と呼んで後ろ向きになるのではなく、前向きに考えたいってことだと思う。
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| 2026年3月4日(水) |
| 好きな〇〇は? |
常々、不満に思っていることだが、世の中には「好きな料理は?」 とか「好きなスポーツは?」みたいな問いかけなら普通にあるのに、どうして「好きな細胞内小器官は?」とか「好きな免疫細胞は?」みたいなことは一切聞かないのよ。絶対におかしい(笑)。
だってさぁ、どちらも人間であれば全員が億や兆の単位で持っている極めて身近な存在。しかもみなさんの命を陰ながら支えてくれているんだから料理やスポーツのことよりもはるかに取り上げる価値があるってもんよ。ちなみに重要な生命要素なので好き嫌いのような低次元な視点で見るべきではない、というご意見には「ホンネでは賛成」とでもいっときますかね。
ボクちんであれば「好きな細胞内小器官は?」に対しては、やっぱミトコンドリア。これは極めて興味深いよ。元々は独立した微生物だったのに生物進化の過程でオルガネラのひとつとして取り込まれたとか、ミトコンドリアDNAは代々、母系だけで受け継がれていくとか、奥が深いんだよね。そもそもなぜミトコンドリアには父系の遺伝子が存在しないのか、改めて考えると、実は生物学的にはメスこそがメインの位置づけであり、オスは付属品みたいなものってことになりそうなんだけど。カマキリのメスは、交尾後は用済みのオスを喰っちゃうし、人間もオスよりもメスの方が長寿。それらの例を考えれば確かにそうかもよ。え~~。ショックでかっ。まさかまさかのオスの悲しき立ち位置。男性諸君!
この際、みんなで大いに泣こう。
冗談はともかく、ミトコンドリアって高校生の頃から注目していたけど、近年、研究が進み、ますます興味がわいてきた。ちなみに高校の生物Ⅰ教科書に載っていた単純な楕円形をした断面図。あれ、ミトコンドリアの実態に即した形じゃないって知ってました?
また「好きな免疫細胞は?」に対しては、タイムリーなところで制御性T細胞かな。なぜタイムリーか、わかりますよね。どちらも関心がある程度だけど、ホント、生物って恐ろしいほどに緻密で人智を越えている。背後には進化だけでは説明がつかない何かがあると、つくづく思う。
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| 2026年2月27日(金) |
高市さんのカタログギフト送付は素晴らしい(笑)
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高市首相が、衆院選で当選した自民党議員に約3万円分のカタログギフトを贈ったとの報道があったけど、この件は、みなさんが想像したようなことじゃなくて、高市さんの反撃、意趣返しみたいなことではないか。
なんてことをいうと呆れて怒る人もいっぱいいるだろうけど、よく考えてほしい。ほら、石破さんの時もポケットマネーから一人10万円の商品券を新人議員15人に配って批判されたよね。それって昨年3月のことだよ。それから1年も経ってないのだから、うっかり同じ失敗をやらかしたのではなく、石破さんの件も十分に認識した上で、法的に問題がないカタログギフトを故意に送ったと考える方が自然。しかも、いつもの通りマスコミや野党が喜々として否定的に取り上げるだろうということまで想定した上で。
昔は、国民の情報源といえば主にマスコミしかなかったので、マスコミの意のままに国民の考えを手繰ることも可能だったわけだが、インターネットの発達とともにそれも難しくなり、さらには金儲け大好きというマスコミの本性まで完全にバレて信用もされなくなっているのが現状。確かにネットにはフェイク情報も多い半面、利害と無関係な、その分野に詳しい人が正しい情報を発信していることもあるため、国民も正しい情報にアクセスしやすくなっていることも念頭にあると思う。つまり政策実現の障害となるマスコミや野党、あるいは党内の反高市派に対する撒き餌ってこと。加えて不記載を裏金問題にされた苦い失敗を繰り返さないためにも、こういう機会に法的な白黒をはっきりさせておきたい思いもあるのではないか。自民党が衆院選で大勝したので精神的な余裕もあるのだろうが、もしかすると結構な策士かも。
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| 2026年2月22日(日) |
| PFAS問題 |
数年前に急浮上してきた有機フッ素化合物PFAS問題。全国各地の河川や水道等から検出され、発がん性についてはまだ確かなことはいえないようだが、大量のPFASに汚染された地域における6万人を対象としたイタリアの疫学調査では、死亡率が8~12%増加したとの報告もある。ボクちんも気になって環境省や広島市水道局のサイトを確認したりした。今のところ、少なくとも広島市では水道に関しては気にしなくていいみたいだけど、それだけで「問題なし」とはいえない。
国内環境中の汚染状況でいえば、河川や大気、魚類におけるPFOSとPFOA(どちらもPFASの一種)の濃度は有意な減少傾向にあるとのことだが、生命維持に必要な最も身近な水に含まれるリスクを考えると、好ましくない状況だとは思う。これって広島市の水道が汚染されていないから問題ないわけじゃなくて、PFASが高濃度で検出された場所で作られた食品や飲料、あるいは収穫された野菜や果実等を介して、知らないうちに取り込んでしまう可能性もあるってことだから。継続摂取でなければ、あまり気にしなくていいのかもしれないが、実態がわからないだけあって、とりあえずは気にするしかない。こういうことを声高にいうと風評被害に結びつくので、大っぴらに報道されないだけかもね。
環境省サイトでも「食事による摂取がPFASへのばく露に最も大きく寄与していると考えられています」とある。水道水で作る食品や飲料の場合は、浄水器でPFASをある程度取り除くことも可能のようだが、土壌が汚染されている場合、農産物や畜産物ではそれもできないわけで、こういうことに対してどこまで対策がされ、どこまで気にするのがベストなのか。環境省サイトを見ても、そのあたりのことは触れられていない。スーパーで買う時に、いちいち産地の汚染状況を調べるわけにいかないし、買ったあとに自分でPFAS濃度を確認することも無理。もうお手上げだよね。
もうひとつ。あまり怖がらせるのもどうかと思うが、破棄されたプラスチックが砕けてマイクロプラスチックになり、さらに細かくなったナノプラスチックは、ヒトの脳内にまで侵入することがわかっており、専門家の間でも脳を守るバリア機構である血液脳関門をあっさり通り抜けている事実に驚きが広がっているという。現時点では、その有害性まで詳らかになっているわけではないが、富士山山頂の大気中からも検出されるなど環境中に広く拡散している可能性が指摘され、これも懸念される事態である。
環境省サイト「有機フッ素化合物(PFAS)について」
国立環境研究所サイト「マイクロプラスチックより小さい“ナノプラスチック”とは」
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| 2026年2月17日(火) |
| ありがとうチャイナ |
本記事をご覧のみなさーん。今回の選挙結果の遠因を作った中道改革連合の野田、斉藤両共同代表だけでなく、高市総理や自民党への同情票につながる言動を繰り返した朝日新聞や毎日新聞、東京新聞、TBS等の左翼マスゴミ各位のほか、岡田克也元議員や在大阪の薛剣(せっけん)中国総領事(実は北京外国語学院日本学部卒の知日派だとか)らに熱い熱い感謝の言葉を伝えようではないか!!!
特に周近平国家主席をはじめとする中国共産党のみなさんには何とお礼をいっていいかわからないほどに感謝の気持ちで一杯だ。緩いとはいえレアアース輸出規制をしてくださったお陰で南鳥島沖レアアース試験採掘もあっという間に実行され、ひょっとすると日本国も将来、資源国家になるかもしれない貴重な一歩を踏み出すことができたではないか。輸出規制がなければ、もっと先になったはずで何をするにしても腰が重い我が国の背中を押してくださったことになる。
ありがとうチャイナ。素晴らしいチャイナ。善意に満ちあふれたチャイナ。みなさんのお陰で平和ボケの日本国民はようやく覚醒し、頭がおかしい一部のリベラルを除き、あとはほぼひとつにまとまることができました。これほどありがたいことはありません!!!(笑)
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| 2026年2月12日(木) |
| 文春の衆院選予測が笑える |
衆議院選挙は、自民党の歴史的圧勝に終わった。 「中道改革連合が与党になる可能性がある」とか、裏金議員の躍進を「地獄の一丁目の『際』まで来た」とかいっていた人たちは、この現実を突きつけられて、今、何を思うのだろうか。いやいや、笑えるのはほかにもあるよ。1月末日に配信された文春オンラインの以下記事。
高市自民まさかの「小選挙区で議席減」文春衆院選予測にヤフコメ民“自民離れ”を報告「ほとんど何の実績も残さず勝手に解散」「比例にも自民とは書きにくい」
記事には、週刊文春が政治広報システム研究所代表の久保田正志氏と衆院選を予測をしたところ「自民党は小選挙区で現有138議席から133議席へ5議席減」とある。実際の結果=249議席(比例も含めれば316議席)と随分違うんですけど。政治広報システム研究所というご立派な名前の割に、何このショボさは。一体どんな方法で予測したのよ。文春編集部と久保田代表の、ただの願望じゃないの?
さすがオールドメディアは、外し方がハンパない。普段から偉そうなこと書いているんだから、予測が大外れしたことに対して編集部として責任をとるべきだね。文春の編集長と久保田代表が揃って頭を丸めるとか、裸踊りをするとか、読者に対して誠意の見せ方はいろいろあるだろ(笑)。それにしても衆院選の結果といい、このショボい記事といい、まさにリベラルの落日を象徴しているね。まあ、日本のリベラルって独善的なノイジーマイノリティに過ぎないから、そりゃこうなるわな。
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| 2026年2月7日(土) |
| パンダ返還に見る日本人の動物観 |
上野動物園の双子パンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」が中国に返還されて、国内で飼育されるパンダは1頭もいなくなった。最終日、同園には大勢のパンダファンが訪れたらしいが、テレビを見ていると中には、大人でも泣いている人がいた。う~~ん。呆れて言葉も出ないね。
パンダとの別れを惜しんで上野動物園に行く人たちは、自分たちの行動が中国共産党の思惑に利することなど微塵も頭に浮かばないのだろうねぇ。加えて前からいってるけど日本人の動物観って結構歪んでいるし、まあ、自分が飼っている犬猫を家族の一員と思うくらいまでは、ギリギリ許容範囲だが、動物園で飼育している動物との別れが辛くて泣く人となると、もはや理解不能である。まるで幼稚園児。
一般的な日本人の動物観のどこがダメかというと、自分が関心をもつ特定の動物だけにしか視点を置かず、同時にほぼ例外なく、その動物を擬人化してしまうところである。一方、生物や生態系の本質を理解している人で、このようなスタンスをとる人はまずいない。なぜなら特定の動物だけに視点を置いても、全体で見れば問題をややこしくするだけだということを理解しているからである。動物を擬人化すると「かわいそう」という感情を生み、しかもそれは特定の動物だけに発揮されるので余計に始末が悪い。特定の動物を「かわいそう」とみなすことは、いつか別の動物の「かわいそう」につながり、結局「かわいそう」という感情自体が無意味に終わる。しかも生態系のバランスが崩れて、問題はもっと大きくなる可能性もある。さらに、この傾向が進めば進むほど、いずれは人類の存続自体も危ぶまれるようなことにもつながりかねない。だから小動物に対する子供の無邪気な優しさみたいな、多少の例外はあっても構わないが、動物に対する「かわいそう」という感情は、基本的には不要と考えるべきだ。
ちなみに直接の関係はないけど、ボクちんが高校生だった時、漢文は必須科目だった。今はどうか知らないが隣国の古典を、文系ならまだしも理系に行くかもしれない生徒も含めて全員が履修しなきゃいけないって、今にして思うとマジで意味不明。結局、これって文科省と高校国語教師の「
ノスタルジー & 利権 」が生み出した壮大な無駄。こんな意味不明なことには力を入れるのに、前述したような重要なことは教えない。そりゃパンダとの別れに涙する幼稚園児が大量生産されても不思議ではないわな。もっといえば反ワクチンや反原発、あるいは反味の素といった、実にアレな人たちが、現代日本にはチラホラいる事実も、別に漢文必須が原因とまではいわないが、日本の教育制度や受験制度を考えれば、当然の結果だろうね。彼らは、共通して物事を理性的に考える訓練が徹底的に不足しており、このところの日記等に書いた「自分の頭に浮かぶことはすべて正しい」と勘違いするメタ認知能力に欠けるモンスターを生み出す要因にまでなっていることに、みなさんお気づきですかね?
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| 2026年2月2日(月) |
| 裏金なのか不記載なのか |
手抜きのコタツ記事といっても有名人によるイタ過ぎる発言を手早く知ることができるメリットくらいはある、と感じたネット記事2点の内容である。
・ 松尾貴史が「裏金議員」や「壺議員」がリードしているとされる現状を「奇々怪界」「地獄の一丁目の『際』まで来た」とX投稿。
・うじきつよしが「大拡散希望!難しいことは言いません。次は絶対に『自民党』に投票しないで下さい」「比例は『共産・れいわ・社民』のいずれかに、必ず投票して下さい」でXで呼びかけ。
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だからほら。最近も指摘したばかりだろ。日本のリベラルって生まれてこの方、自分自身を客観視できないために「自分はスゴイ、自分はエライ、ゆえに自分の頭に浮かぶことはすべて正しい」と思い込んだまま大人になっちゃった、ちょっとアレな人が多いってこと。松尾もうじきも大多数の国民よりも自分の方が優れているとホンネでは思ってるからこそ、こういう勘違い発言につながる。松尾のホンネは、きっと「裏金議員を多数抱える自民党を支持するとは、国民はなんてバカなのか」だろうよ。うじきにしても、一番よくわかっているのは自分であり、何もわかっていないバカな国民に正しい方向を教えてやろう、とでも思っているんだろう。それにしても70才近い年齢で、この勘違いはイタ過ぎる。
ところで松尾のように「裏金議員」とかいって批判している人は、政治資金収支報告書に正しく記載すれば非課税、逆に記載しないと課税されるってことを理解しているのかね。つまり普通は故意に記載しないなんてあり得ない。裏金というと、いかにも国民の税金から搾取して私腹を肥やしたかのように感じる人が多いだろうが、そうじゃない。ただ自民党の場合は、政治献金の単純な記載もれではなく、パーティ券収入の一部をキックバックされたのに記載していなかったので事情は少し異なるわけだが、元はといえば企業が政治パーティに参加するために出した会費であって税金ではないので徹底的に批判するほどのことではないし、政治資金収支報告書に書いておけば何の問題もなかったのに、というだけの話し。そういう点をすべて無視して「不記載」ではなく「裏金」という悪意に満ちた言い方で「問題だ、問題だ」と大騒ぎして国民を騙くらかそうとしているマスコミや野党の方が、よほど悪質である。高市内閣を支持している国民は、たぶんこの点をちゃんと理解しているがゆえだろう。つまりバカなのは、松尾やうじきのようにマスコミや野党のウソに簡単に騙されている人たちの方である。
そもそもなぜ「政治には金がかかる」といわれるのか、少しは冷静に考えた方がいい。結局、有権者がちょっとでもお金を得ようとして冠婚葬祭の際に知っている議員を呼ぶから議員の出費が増える。議員も次の選挙で自分に投票してもらいたいので、呼ばれたら出席するしかない。出席する以上、手ぶらでは行けないので、祝儀や香典として、お金を包む。そういうことが多々あるので、「政治には金がかかる」のだ。つまり有権者にも問題があるってこと。どうしてマスコミは、以上の肝心な2点について一切触れないのだろうねぇ。
それにだ。議員だって人間なので、可能であれば収入をなるべく増やしたい願望くらい当然あるでしょう。それは、みなさんだって同じだよね。そういう願望があることは別に悪ではなく、人間であればごく普通のこと。議員が立場を利用して不法に利益を得たらアウトなだけ。とにかく冠婚葬祭等の有権者がらみでお金がかかることが多いので、政治献金やパーティ開催によって収入を少しでも増やしておこうと考えるのは、法的にも認められており何ら問題はない。
せめてそういう裏事情があることくらいは理解してあげましょうね。
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| 2026年1月29日(木) |
| ウクライナのロシア占領地。戦慄の実態 |
NHKスペシャル「戦慄の占領地 “ロシア化”の実態」。25日に放送された録画を少し遅れて一昨日、視聴したのだが、見てない方はNHKONEでぜひご覧になった方がいい。2月1日午後9時49分までは視聴できる。これは想像以上に恐ろしい。まさに「戦慄」以外の何ものでもない。日本にはロシアのプロパガンダにまんまと騙され、プーチンこそ正義みたいなことをいってる人もいるけど、それは完全に間違いだということがよくわかる。
ロシアは、ウクライナに侵攻する前、実は日本をターゲットにすることも検討していたという情報が以前からネットには出ていた。真偽のほどは定かではないが、EU各国がウクライナの次はヨーロッパかもしれないと強く警戒している理由を納得せざるを得ない。もはや他人事ではないよ。日本は絶対に無関係とは決していえない。戦後、アメリカの核の傘に守られ、呑気に平和を謳歌し続けて、すっかり骨抜きにされ平和ボケしてしまった日本人は、本気で世界のおぞましい現実を直視した方がいい。番組の内容と同じことが、ひょっとすると明日はわが身にも起きるかもしれないということを特に北海道や東北地方の人は真剣に考えるべきだね。
自分たちの保身と既得権益のためだけに一見、優しくて美しい耳障りのいいことしかいわない、亡国の種まきばかり続けるマスコミや左翼政党を信用していると、いつか日本もウクライナと同じ目に遭うよ。衆院選ではそういうこともよく考えて投票しよう。
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| 2026年1月28日(水) |
| 政権交代という幻想+リベラルの正体 |
来月の衆院選に関して「野党は政権を獲るチャンス」とか、「中道改革連合が与党になる可能性がある」とか、ご自身の願望をいってるだけの識者がいるけど、各政党や高市内閣の支持率とか見れば、その可能性はかなり低いと思うけどね。
先日行われたNHKの最新世論調査で見ると、自民党35.9%、日本維新の会3.3%、中道改革連合7.9%、立憲民主党2.3%、公明党1.7%、無党派25.7%という結果。つまり与党だけで39.2%もある。一方の中道改革連合(支持政党名として中道ではなく立憲民主党や公明党を挙げた人も含む)の合算支持率は11.9%に過ぎない。あとは無党派次第だが、2週間前の前回NHK世論調査では無党派の内閣支持率は55%もあり、支持しないの21%の倍以上。このすべてが与党候補の票につながらないにしても与党優勢は変わらないだろう。ほかの変動要素もあるとはいえ、これほどの差を覆すのは難しい。よって政権交代は無理だろうね。中道が惨敗した場合、野田さんや斉藤さんの去就、新党の先行きも注目される。
立憲民主党と公明党って、元々主張が異なり、例えば辺野古基地問題にしても真逆の考えで、以前はお互いに批判していたよね。なので今回の合流を喜んでいるのは、おいしい議員生活を続けたい一身で選挙に好都合な合流に参加したけど、実はそれほど信念はない同党議員だけ。しかし、その支持者は議員のような合流によるメリットは何もないので、あくまで自身の考えとの親和性だけで判断するはず。となれば両党の支持者どちらも「旧・立憲民主党の候補者には投票したくない」あるいは「旧・公明党の候補者には投票したくない」と考える人は少なくないと思う。実際、その傾向がデータにも表れている。
マスコミにしても本当に公平なのであれば、複数の意見を併記するはずなのに、自身に好都合な野党寄りの発言だけ選んで取り上げるのどうなんでしょうねぇ。同じ願望があって世論誘導しているとしか思えない。つまり「記事で誘導すれば簡単に騙せる」と、国民をバカにしていることになる。みなさん、ここは大いに怒らなきゃいけないところだよ。時事通信カメラマンによる「支持率下げてやる」発言もあったようにマスコミは、国民を都合よくコントロールできるとホンネでは思っている。岡田克也の「国民感情をコントロールする」発言も思い出してほしい。どうしてリベラルはこうも傲慢なんだろう。何様のつもりだよ。
理由は簡単。日本のリベラルは、メタ認知能力(自分を客観視する能力)に劣る人が多いために「自分も間違うことがある」ことさえ認識できない。そのため自分こそ一番エライと勘違いしたまま大人になっているので当然、傲慢になる。ほら、立憲民主党のクイズ王議員とか、東京新聞の例の記者とかもそうだけど、自分こそ一番エライというイタ過ぎる勘違いがゆえの言動ととらえれば非常にわかりやすくなる。
2008年、広島の中国新聞記者から質問された際に出た福田康夫首相の名言「私は自分自身を客観的に見ることができるんです。あなたと違うんです」も同じことを指摘していたわけだね。さすが福田さん、自分を客観視できない記者が多いことを見抜いておられたがゆえと思われる。せっかく首相が老婆心から指摘して下さったのに20年近く経過してもまだピンと来ていない日本のマスコミ。メタ認知能力度を比較すると、絶対にリベラルの方が低いだろうね。保守とリベラルの考え方の違いは、たぶんそんなしょーもないことに起因しているよ(笑)。
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| 2026年1月25日(日) |
| 詐欺電話 |
このところ警察官を語る詐欺電話により被害に遭った人も多いらしいが、どうして知らない番号からかかってくる電話を律儀にとるんだろう。うちでは固定電話でもスマホでも登録してある番号以外の、つまり登録名が表示されない番号は一切とらないことにしている。前にも書いたことがあるが、本当に用がある未登録の人がかけてくる場合。必ず少し時間を置いてまたかけてくるはず。詐欺電話の場合は、とらなければ次のターゲットへさっさと対象を変えるはずなので電話に出ない番号までイチイチこだわる必要はない。その方法でほとんどの詐欺電話は回避できると思うんだけどね。まあ、そういう人が増えてくると連続してかけてくるようになるかもしれないけど、今のところは有効な対策方法だろう。
ひょっとすると重要な電話かも、と思っちゃうのかもしれないけど、詐欺電話の可能性を考えれば電話をとることの方がリスクが高い。本当に用がある人には申し訳ないけど、このご時世ご勘弁頂いて、何度かかけてくる番号だけとるようにすれば、被害は相当減らせると思う。なにより、これも以前書いたことだが、トビラホンを導入しよう。うっとおしいセールス電話も含めて自動的にブロックされて、大変便利だよ。
もし警察官とかを語る電話をとってしまった場合。まず詐欺を疑おう。そして所属する署名と部署名、名前を聞き、「詐欺電話が多いので検証するために、こちらからかけ直す」といって一旦電話を切って、警察署の代表番号を自分で調べて、その部署に電話をまわしてもらえばいい。もし詐欺電話であれば、その旨伝えた時の相手の反応で大体はバレるものと想像される。ホンモノなら100%の確率で同意するはず。ニセモノなら誤魔化そうとしたり困ったりするだろうからね。検証電話によってその部署が実在し、代表番号からかけても当人が電話に出れば、ホンモノの警察官ということになる。部署が存在しなかったり当人が出なければ詐欺確定である。でも警察官が一般人に電話してくる状況ってあることはあるだろうけど稀だろうな。
「あなたに逮捕状が出ている」と脅された詐欺事件もあるようだけど、どうしてそんな話しを信じちゃうのよ。ホンモノの警察官が逮捕する時、電話でわざわざ事前連絡なんか絶対にしないよ。逃走しないように早朝とかにいきなり来るよ。
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| 2026年1月20日(火) |
| 火災報知器 |
このところの山火事もそうだが、年末年始に火事報道が続いたこともあり、火災報知器の管理や使用体制を見直している。うちでは約15年前に消防法が改正されて、すべての住宅に火災報知器の設置が義務付けられた頃に5台を取り付けたが、その後、使用期限の10年を過ぎてから新しい報知器と交換したり、電池のみの交換ですませたりしている。
うちの報知器は新旧ともにパナソニック製だが、最初に導入した5台のうち2台は破棄し、新たに5台を購入。台所みたいな火の気がある場所は新しい報知器と交換したが、まだ故障していない古い報知器を捨てるのはもったいないので電池交換して移設。しかし、1台は問題ないが2台は次第に様子がおかしくなってきた。新しい電池なのに「正常です」になったかと思えば、すぐ「電池切れです」になる。説明書には、本体も10年を越えると中の電子部品が劣化するとあり、15年前の報知器に問題が生じないわけがないかもしれない。さすがに使い続けるのはもうやめよう。
ところで仕事部屋のモニター2台のうち1台は、サブPCのものだが、普段は主にネットワークカメラ画像の表示用に使っている。つまりメインPCでいろいろ作業をしても隣のモニターで屋内外のカメラ画像をまとめて常時確認できる状態にしてある。なので仮に家のどこかで出火しても、割とすぐに気づける体制にはなっている。外出時は無理だが、在宅時はこれに加えて火災報知器も機能するようにしておくことは重要だと思う。実際、消防庁サイトを確認すると、火災報知器の有無と火事被害の程度には大きな差が出ており、報知器設置はかなり有効な手段といえる。まだ設置してない人は設置した方がいいですよ。
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| 2026年1月10日(土) |
| アメリカによるベネズエラ軍事作戦 |
すごいことするなぁ。まさか他国の大統領を軍事作戦で国外に連れ出してしまうとは、アメリカくらいしかできないだろうね。賛否両論だが、みなさん、重要な点を見落としてますよ。今回の軍事作戦をロシアや中国、北朝鮮という、いわゆる「ならず者国家」が揃いも揃って批判しているのを見れば、その裏返しでアメリカの方が正しいことにならないかね(笑)。逆のことって過去の歴史を振り返れば、ほぼゼロだと思うんだよね。別に「アメリカこそ正義の国」とは思わないけど、どちらを信用するか二者択一だったら、日本国民のほとんどがアメリカを選ぶと思う。
「国際法違反」とか、ロシアを念頭に「力による現状変更は認められないとする日頃の主張との整合性がとれない」とか、いろいろいわれているけど、前者については、例えばこういうことっていえないかね。
あくまでたとえ話だが、仮にあなたがアメリカ人だとして、日頃から護身用の銃を携帯しているとしよう。ある日、集会に参加したら、目の前で銃乱射事件が発生。犯人はあなたに背を向けて、参加者に銃を打ちまくっている。これは大変だ、なんとかしなければ、と慌てたあなたは持っていた銃で犯人を狙った。ところが、それを隣で見ていた人が、「銃はダメだ。いくら凶悪犯でも射殺すれば殺人罪だ」と止めたとしたら「はぁ、何いってんのコイツ」ってなるよね。つまり法律に対して、その対象を上に見るか下に見るかによって判断は変わってくるということ。「国際法違反」を主張する人は、結局、ベネズエラの圧政に苦しむ人たちの境遇よりも国際法の方を優先しているだけであり、彼らの立場を完全にスルーしているがゆえの発言としか思えないけどね。
アメリカは、ベネズエラの国民のために作戦を実行したわけじゃないだろうけど、「国際法違反になるから、どんなにベネズエラ国民が困っていても見て見ぬふりをしよう」という現状が劇的に変わっただけでも、その方がいいんじゃないのって思う。アメリカの目的のひとつにベネズエラの石油利権獲得があるのも事実だろうけど、何のメリットもないのにお金をかけてアメリカ軍を動かさないよ。むしろ石油という、アメリカが動く材料があったのでよかったじゃん。何もない最貧国であれば、永遠に変わらないだろうからね。
「力による現状変更OK」という間違ったメッセージを中国やロシアに送ってしまうデメリットはあるだろうけど、仮に送らなくてもロシアはすでにウクライナに対して力による現状変更をしているわけだから同じだと思う。「力による現状変更OK」がダメだというのなら「その国を民主化するための力による現状変更であればOKだが、そうでない現状変更はダメ」と、次からは言い方を変えればいいんじゃないの? それなら整合性がとれるよ(笑)。少なくとも北朝鮮の金正恩は、いくら核を持っていても自分もいつか同じ目に遭うんじゃないかと、相当にびびったんじゃないか。だとしたら警告メッセージや北朝鮮の軍事行動に対する抑止にもなったはず。メリット、デメリットどちらもあるのが、今回の作戦。結局、よかったのか悪かったのかは、もう少し様子を見ないとなんともいえない。
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| 2026年1月5日(月) |
| ジェット機はガソリンで飛ぶんだっけ? |
元日の朝。ダイヤモンドオンラインに掲載された元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏による記事『「悪魔の文字?」岸田元首相がゼレンスキー氏に渡した“意味不明な贈り物”が生んだ衝撃の副産物』を読んだのだが、この中で佐藤氏は、次のように書かれていた。
そうするとヨーロッパの航空会社が日本や韓国に来るときに、シベリア上空を通る最短ルートを使えないので、北極回りになるわけです。遠回りする分のガソリンも余計に使うようになる。
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ガ、ガソリン? 広義では許容範囲かもしれないが、ここで述べている内容からすれば、ヨーロッパの航空会社が運航しているのは、どう考えてもタービンエンジンで飛ぶ大型ジェット機のはず。ピストンエンジンを使う小型のプロペラ機であればガソリンを使うようだけど、大型ジェット機のことをいうのならガソリンじゃなくてジェット燃料(ケロシン)では? 外務省主任分析官という経歴をもつ作家が大型ジェット機はガソリンで飛んでると認識されているとはね。さすが作家と呼ばれる人たちはズコイわ。
また記事では岸田元総理が、広島サミットでゼレンスキー大統領に必勝しゃもじを贈ったことを以下のように揶揄。
表面には、漢字で「必勝」と書かれている。普段、私たちは当たり前に使っている漢字ですが、表記の難しさや種類の多さから西洋諸国では「悪魔の文字」と言われることもあるんです。
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西洋諸国では漢字を「悪魔の文字」といわれることもある、という理由だけで、ゼレンスキー大統領やウクライナの人々も同様に思ったに違いないかのように、さりげなく勝手に結びつけるのもねぇ。裏で側近にそう語っていたという根拠でもあれば別だが、西洋諸国で漢字を悪魔の文字と思う人がいたとしても一部でしょう。欧米人の中には漢字Tシャツをおもしろがって着ている人も時々いるけど、彼らが悪魔の文字だと思っているのであれば、そもそも着ないと思うし、単に漢字が見たこともない形で物珍しいので、デザインとして受け入れているだけだよね。「漢字は悪魔の文字」という一部の声を敢えて、ここで取り上げているところで、わかっちゃうんだよね。佐藤優は単に岸田元総理が嫌いなだけだということが。そういう個人的感情で論評しても、気づく人は気づくからね。
さらに記事では、岸田元総理の地元・広島ガスがロシアから天然ガスを輸入していることに触れ、「岸田氏がガスに関して必死だったのは、明らかに選挙区の事情がある」とし、国会で追求すべきだったのに「野党を含めて国会の人間は誰も気付きませんでした」とあるのだが、当時、週刊誌もこの件を取り上げていた。ロシアから天然ガスの供給が止まれば、広島は苦境に陥る、みたいな。気づかなかったわけではなく野党も広島に選挙区をもっているわけだから、あまり騒ぎ過ぎて広島の有権者から嫌われると党としても得策ではないと考えただけではないか。
ちなみに同じ頃。うちに来た広島ガスの人に聞くと、「社内でロシアからのガス供給を不安視している人は皆無です」と仰っていた。事実がどうにしろ、企業としてはそういうしかないだろうが、結局のところ、それは正しかった。今、この記事を書いている部屋はガスファンヒーターで暖房しているが、その半分は確実にロシア産だろうよ。実際、その後、サハリン2の天然ガス供給が止まるかもしれない、なんて報道は一切なかった。
ロシアがウクライナにしていることは決して肯定しないが、一方で理想的な対応策なんてないんだよ。どこかで折り合いをつけるしかない。これって前回の日記で書いたことにもつながる。日本の選択は「よくはないけど仕方がない」部類だね。
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| 2026年1月1日(木) |
| 謹賀新年+メガソーラー |
どうでもいいけど一応、新年あけましておめでとうございます。
さて昨年は、メガソーラーが問題視された年でもあり、今年もまだまだ続きそうだけど、福島原発事故後には、放射線を恐れて原発を徹底的に嫌い、「原発をやめて、もっと太陽光発電や風力発電を増やせ」との声であふれていたのに、あれっ?
なんか様子がおかしくないか。期待の太陽光発電や風力発電には、実は環境破壊という負の側面があることに今更ながら国民もようやく気づいたってことか。
ほとんどの国民は、基本的に技術というものの本質をまるで理解していないので、感情的に嫌えば、どこかに理想的な解決策がある、もしくは簡単に解決策が見出せると思い込んでおり、その最有力候補が自然再生エネルギーだと信じ切っていたのだろうけど、まあ、これもいつもの「お得意5周遅れ」だね。いや5周遅れどころじゃないか。
ところで釧路湿原周辺のメガソーラー問題では、アルピニストの野口健氏がかなり動かれていたようで感心するばかりだが、こういうことってどう考えても本来は環境省の仕事でしょ。この問題に関して、環境省がどれほど役に立つことをしたのか、しなかったのか。でも、おそらく何もしてこなかったからこそ、今になって問題として表面化したのでは? 「環境省は、日本の自然環境を守ることに実はそれほど熱心ではない」説にとりあえず1票を入れておきたい。たぶん、そんなもんです。
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| 2025年12月27日(土) |
| 赤坂のサウナ火事 |
赤坂の高級サウナで夫婦が火事で亡くなられた件。高温のサウナ室内で火が出たにも関わらず、ドアの取っ手がとれて閉じ込められ、しかも非常ベルも機能しなかったなんて、恐ろしすぎる。亡くなられた夫婦の恐怖や無念を思うと、言葉がない。夫婦には小さなお子さんもいたらしいので、余計に当該サウナ関係者の罪は重い。
それにしても「これまで非常ベルの電源を入れたことが一度もなかった」との説明には呆れかえるばかり。これって2通りの解釈が可能だと思うのだが、実際は以下のうち、どっちだったのだろうか。
①非常ベルは電源を入れなければ機能しないことは知っていたが、電源を入れるのをさぼっていた、もしくは失念していた。
②非常ベルは電源を入れなければ機能しないことを知らず、今回の件で改めて装置を見て、ようやくそれに気づいた。
つまり②の場合は非常ベルを設置した業者がちゃんと説明していなかった可能性もあるわけだが、もし①だとすれば、日本人の劣化ここに極まれりって感じだね。
なんでも設計では押し戸だったのに取っ手をあとづけしたとの報道もあった。高級サウナの経営者といっても、サウナ入口に平気で取っ手をつけちゃうような人。サウナを経営しようと思ったということは、おそらく自身もサウナ好きだったのだろう。であればこそ、ほかのサウナをいろいろ利用していれば、取っ手がないサウナを利用した際にその意図に気づいてもいいと思うんだけど、気づかない人だったんだろうねぇ。
一見すると成熟しているように見える日本社会にも、実は、外からは見えないこの手のヤバイ人が結構、いるんだよ。そんなヤバイ人も、みんな自分は正しいし、立派な社会人だと胸を張って生きているんだよね。前回記事で書いたことと同様に「恐ろしい」という言葉しか出てこない。
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| 2025年12月19日(金) |
| 山火事 |
先日、群馬県の妙義山と神奈川県の日向山で山火事が相次いだが、どちらも登山コースであることを考えると、やはり登山者による火の不始末が原因である可能性が高いのではないか。日本では自然発火で山火事になる可能性は極めて低いらしいので、原因は人為的ということになるし、人為的であれば登山者が一番怪しい。
2021年2月に「最近思うこと」で書いた記事「空前の登山ブームは、実はものすごく恐ろしい」で指摘したことが、大変残念なことに的中してしまったのではないか。登山者が増えれば増えるほど、中には火に対する注意力が散漫な人もいて、タバコの火の不始末だけでなく、バーナーの火からうっかり周囲の枯草に燃え移しちゃうようなことは十分あり得る。
以前からNHKの「にっぽん百名山」や「にっぽん百低山」のような山行番組は、あんまり好ましくないと思っていた。本来は「山の素晴らしさを伝えてくれる、いい番組」といってあげたいところなんだけど、一方でヤバイ人まで山に誘う危険もある、と思っていた。そんなことをいえば、あなたも山ネタのサイトを公開しているわけだから同じじゃないかといわれそうだが、NHKのような全国民が視聴するテレビ番組は、見ようとしなくても目に入るわけで、山岳雑誌とか、山の本とか、あるいは本サイトみたいな山岳関連サイトは、基本的に元々趣味にしている人が目的をもって見ようとして見るのが大半と思われ、それ以外の人の目に触れる機会は限られる。「たまたま」はあってもNHK番組のような国民的情報源と同レベルでは到底ない。
火の不始末をするような人だけでなく、別の意味でヤバイ人まで山に向かわせていると思うよ。そういうヤバイ人が山行経験を積んで、いっぱしを気取るとどうなるか少しは考えてほしいものだ。ただでさえ、現地情報に詳しいみたいなことだけで胸を張る困った人たちもいっぱいいるのに、これ以上困った人がどんどん増えてもねぇ。
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| 2025年12月14日(日) |
| 今日の一枚(42) |

2週間ほど前のことだが、夜、家の前に救急車がサイレンを鳴らしながら入ってきて止まった。しかも少し離れた道路の広い場所にもう一台、赤色灯を回転させる車も止まっていたが、距離があるし夜なのでよく見えず、2台目の救急車なのか、それともレスキュー車なのかまではわからなかった。
近所の家で急患か。しかし、あたりに救急隊員の姿はない。どうも近所は近所でも、うちに隣接する家ではなく、徒歩数分のところに道路に接しておらず車が入れない家が何軒かあって、そこに徒歩で向かわれたようだった。あとでネットワークカメラ画像を確認すると、数人の救急隊員が空のストレッチャーを押しながら向かう姿が映っていた。
そういえば今年の夏。2度ほど消防署の人が3人来て、そこへ下る坂道を確認されていた事と関係があるのかも。その家々に行くにはもっと都合がよさそうなルートがほかにあるのだが、なぜか林の中に続く舗装もされていない、その坂道を選ばれたようだった。行くときは下りだからいいけど、帰りは患者をストレッチャーに載せて運び上げなければならないので大変だったと思う。考えてみれば広島市内でも、そんなことをしなければ患者を運べない場所が、しかも近所にあるんだよね。道路って重要だよ。状況によっては命にも関わる。
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| 2025年12月7日(日) |
| 今日の一枚(41) |

植栽だが、うちにはホタルブクロがあって、毎年夏には花を付けるが、今年はなぜか12月だというのに地際に2輪が開花した。そんなに暖かい日が続いたわけでもなく、むしろ寒い日が多かったように思うのだが、夏の花が冬に開花するとは、何が原因だったのか。しかも単なる偶然だろうが、その狂い咲きホタルブクロの前には、まだ新しいタマムシの死骸も1体ころがっていた。割と最近まで生きていたのかもしれないが、ホタルブクロといい、タマムシといい、実に冬らしからぬ組み合わせである。
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| 2025年12月2日(火) |
| 大谷翔平選手大活躍 |
確かにすごい人だね。アメリカの大リーグで大注目されるということは、ご本人だけに留まらず、我が国のイメージ向上にも多大な貢献をされていることになる。しかも、あれくらいの有力選手ともなれば、どこかで勘違いして傲慢になっても不思議ではないのに、常に謙虚な言動。文句なしに素晴らしい。ただ、その一方で大谷選手が活躍すればするほど日本での注目度もますます上がり、MLBの放映権料もそれに合わせて上がるだろうことも考えると、ちょっと微妙な部分があるかも。
民放各局がいくら払おうとも、あくまで民間企業だから別に構わないのだが、NHKの場合は視聴者も無関係ではすまない。昨年度、NHKは124億円をMLBに払った、とする試算もあるらしいけど(出典元記事)、さらにこれが上がるとNHKの受信料収入に対する割合も増えることが予想される。大リーグの試合を見たい人はいいだろうけど、試合まで見たくないボクちんとしては、ただでさえ毎年引き落とされる、結構高額な地上波+BSの受信料の中で、その割合が高まるのもどうなんだろう、と思ってしまう。それどころか、そのせいで受信料の値上げともなれば、余計に承服しかねる。受信料って大谷ファンや大リーグファンだけのものじゃないよね、といいたくもなってくる。大谷選手は何も悪くないけどね。
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| 2025年11月21日(金) |
| 卒業証書19.2秒 |
学歴詐称問題で失職した田久保前伊東市長の「卒業証書19.2秒」が、2025年の新語・流行語大賞にノミネートされたとか。どう考えても小数点以下は不要だろう、という当たり前の感想はともかく、この報道をきっかけにボクちんが知りたいと思ったのは、「録画した動画の再生時間は、リアルタイムと比較してどれほど正確なのか」だった。
おそらく昔は、ビデオカメラで撮影した映像をビデオデッキで再生した時の時間って、どちらも機械的な駆動機構が前提になっていることを考えれば、そんなに厳密ではなく、誤差が出ていたのではないか。しかもその誤差は製品によっても異なっていたと予想する。
またテレビでは編集上、再生スピードも故意に調整したりしているようなので、必ずしも動画映像の〝時間の再現性〟は完璧とは限らないと認識しておく方がいいのかもしれない。まあ、そんなことを気にする人はまずいないだろうけど、でも、もしそうだとすれば今回の「19.2秒」も現実のリアルタイムと比べて、わずかとはいえ異なる可能性もあって、田久保前市長が卒業証書と主張する書類を見せた現場で、もしストップウォッチで計測していれば、実は20秒ぴったりだったとかね。
最近はスマホで動画を撮ることも多いが、スマホ動画の場合はどうなんだろう。つまり、例えばスマホで5分35秒の動画を撮影したとする。しかも、その撮影時間もストップウォッチで計測して同じになるかならないかを確認した上で、その動画ファイルをスマホやPCで再生させた場合、やはり5分35秒で終わるのか、それとも多少は誤差が出るものなのか、ということ。動画再生アプリ表示では、再生時間が秒単位で動いていくが、それが正確かどうかはまた別の問題。
それを検証するには、実際に動画ファイルを再生させて、ストップウォッチで計ってみればいい。今年夏に撮影した4分55秒の動画ファイルをPC上で再生してみると、やはり4分55秒で終わった。意外と正確なようだ。これが1時間とか2時間の長い尺の動画ファイルの場合はどうかは不明だが、あくまで予想だが、動画再生アプリって正確な時間で再生させるためのプログラムが組まれているのかもしれない。ビデオデッキのような機械駆動式と比べて、プログラム次第でそういうことは容易だろうと思う。なので再生時間に関係なく、結構、正確かもしれない。
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| 2025年11月4日(火) |
| 高市政権発足 |
公明党自ら連立を離脱してくれたので角が立たず、自民党の中では公明党の組織票の恩恵を受けている人を除けば、内心、「よかった」と思っている人って結構いるんじゃないか。麻生さんのように「公明党は癌」とまではっきりいう人は少ないかもしれないけど(笑)。
離脱により一時はどうなることかと思ったけど、維新と連立を組んで、高市さんもまずまずの船出となったわけで、結果オーライといえそうだ。まあ、公明党の斉藤代表って広島選出の議員。しかも理系出身の方なので、本当はいくばくかの贔屓目もしたいところではあるのだが。
日本初の女性総理が誕生したのもよかったと思う。ボクちんは、極端な男女平等なんてナンセンスだと思っている方だけど、前時代的な男尊女卑みたいな感情は微塵もなく、優秀な女性には、その能力を存分に発揮してもらうことの方が、日本国全体に利益に即すると考える方なので、女性総理も全然OK。高市さんは笑顔が好印象だし、今のところすべて無難に職務をこなされている。
高市政権発足に伴う各党の反応で、共産党の田村委員長が「戦後最悪の政権となる危険がある」といっていたのは、まあ相変わらずのお約束批判に失笑するしかない。我が国が民主主義国家だということを忘れているんじゃないか。いくら間接的とはいえ、結局、高市政権が生まれたのは、多くの国民が自民党候補に票を入れた結果。ということは、高市政権が最悪というのなら、つまり「その要因となった日本国国民の大半も最悪」といっているのに等しい。そんなことを平気でいってばかりだから、大半の国民から支持を得られないのは当たり前でしょう。国会議員定数削減で、共産党はまだ生き残るかもしれないが、同じく批判しかしない社民党やれいわは消滅しそう。批判さえしていれば、ガッポリ稼げて安泰な人たち。マスコミもそうだけど、こういう人たちが本当に社会に必要なのか、国民にとって本当にコスパがいいのか、かえって意味のない費用とエネルギーを要しているだけってことないのか、そろそろ検証した方がいいんじゃないか。
権力の監視って、彼らにとっての錦の御旗。御旗さえ振りかざせば、自らの存在理由を自ら証明した気になっていると思うけど、そのうち権力の監視さえもAIが担うようになるよ。もっといえば権力さえも人からAIに移行するかもね。おそらくAIはあらゆる面で社会を劇的に変えるはずだ。不要になる職業も次々に出てきて混乱も多々発生するだろうが、その分、メリットは極めて大きいものになると思う。試行錯誤の時期も当然あるだろうが、なんやかんやいっても、これが必然的な時代の流れ。もう一部の人の利益のために避けるわけにはいかない。
ところで地元・広島県知事選も近々あり、副知事だった女性候補が有力視されており、確実に当選されると思う(ほかの候補がアレなので)。女性が活躍できる時代になってきたね。これもいいことだ。4期16年務めた現職の湯崎知事が、大変やり手で安定感があったので、ぜひその路線を引き継いでほしいものだ。
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| 2025年10月26日(日) |
| 今日の一枚(40) |

うちには、植えてからまだ数年しかたっていない若いクリの木があり、昨年、ようやくイガが数個できたと思ったら、秋になる前にすべて落ちてしまった。今年は昨年よりも多くのイガが付いたので期待していたのだが、夏の間にやはり落ちてしまい、無事に秋を迎えたのはたったの3個。先日、その3個のイガが割れたので、中からクリを取り出してみると、1個のイガに各1個しかクリが入っていなかった。しかも、うち1個は虫食いという余計なオマケ付きだった。でも初収穫できただけでもよかったかも。
子供の頃、庭に大きなクリの木があったが、害虫が幹に穴を開けて倒れてしまったことがある。もし倒れていなければ、今頃は相当な大樹になっていて、毎年大量のクリが採れただろうと思うと残念。今の木が、当時の木の大きさまで成長するにはまだまだ時間がかかりそう。
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| 2025年10月19日(日) |
| 今日の一枚(39) |

今年は樹齢50年以上になる祇園坊のカキノキが、なぜか大豊作。すごい数の実がたわわに実り、夏のうちから風が吹くたびに相当な数が落ちたのだが、まだまだ枝に残っていて、今月に入ってから熟れてきた。これまで毎年、あまり実が付かなかったので、食べることもなかったのだが、今年は数が多いので、せっかくなので手に届くところの実を収穫。ボクちんはあまり好きじゃないけど、母が皮をむいで干し柿にしていた。それにしても干し柿って不思議と絵になるよねぇ。この写真の場合は背景がよくないけどさ。
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| 2025年10月13日(月) |
| 下駄の雪 |
公明党がとうとう連立から離脱したね。いつかは、そういうこともあり得るんじゃないかと想像していたが、まさか本当になるとはね。まだまだ、ひと波乱ありそうだし、おもしろくなってきた。そもそも宗教団体が作った政党が存在し、しかも政権を担っていること自体、政教分離という意味では完全におかしな話しで、どうしてこういうことが堂々とまかり通るのだろう??? 宗教団体としても「旨味」があるからこそ政党を作ったわけで、メリットがなければ、そんな手間なことはしないはず。だからこそ日本では過去も現在も別の宗教団体が政治に関わろうとしているわけで。まあ、ほかはうまくいってないからいいけどさ。
ところで今回の関連記事の、あちこちで目にしたのが「下駄の雪」。「いつまでも離れず強者についていく」という意味で使われているのだろうが、ただ下駄を履いて雪道を歩いたことがないので、たぶんそうなるだろうという予測はできるにしても、実体験は伴わない。むしろ根っからのヤマヤであるボクちんとしては、いつまでも裏にくっついて困るのは、「下駄の雪」ではなく「アイゼンの雪」なんだけどね。
冬山でアイゼンを装着した経験がある人は、みんな「アイゼンの雪」に困った経験があると思う。ひどい時にはアイゼンの裏が雪団子みたいになるんだもん。ボクちんがよく冬山に行っていた1980~1990年代には、12本爪アイゼン用の着雪防止樹脂板みたいなもの(写真参照)が登山用品店で販売されていて、それを使っていた。効果はあったが、樹脂の縁に取り付けられたアルミの爪を折り曲げてアイゼンに装着するので、使っているうちに爪が折れて外れやすいのが難点だった。今なら着雪防止スプレーを吹き付けておけばいいかもしれないが、最近の冬山登山者は主にどうしているのだろう? そもそも着雪しにくい素材でアイゼンって作れないのかな。コーティングでも効果があると思うけど。

久しぶりに倉庫から出してきて撮影。アイゼン裏側に取り付けてある白い部分が、着雪防止樹脂板。先の方のアルミ爪はすべてとれちゃっている。雪団子にならないので便利は便利だったが、耐久性はあまりなかった。
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| 2025年10月9日(木) |
| 言伝-ことづて- |
今年、NHK広島では「被爆80年プロジェクト わたしがつなぐ。」と称した取り組みをしていて、テーマソングは広島出身のポルノグラフィティが制作した「言伝-ことづて-」。曲も歌詞もとてもよくて、moraで買ったほどだが、その冒頭に「そんな街に電車は走った 8月6日のわずか3日後に」という歌詞が出てくる。
広島は、原爆投下により一面焼け野原になったが、直後の9日から広島電鉄が路面電車の運行を再開させた逸話は地元では有名。私自身も昔から知っていたが、今回、この機会に改めて考えると、電車に電気を供給する架線は爆風によりズタズタになり、しかも路面には瓦礫が散乱していたはず。いきなり運行再開が可能だったわけではなく、線路や設備、車両の点検・修復をする必要もあったことは想像に難くない。ということは電車を運行させるため、被爆直後から関係者が動いていたことになる。
「被爆80年プロジェクト」のテーマソングMVでは、当時の電車内で撮影された映像が出てきて、運転席には男性運転手が立っているのが映っている。ただ私が過去に聞いた話では、徴兵されて運転手が足らないので、代わりに女学生が運転することもあったようだ。彼女たちは頭に鉢巻をして必死の形相で運転していたという。原爆投下は午前8時15分だったので、すでに学徒動員された生徒や学生が作業のため市内に集められており、各学校の学年全員が被爆して亡くなることも普通にあった。なので運よく生き残れた女学生が担ったのだろう。生まれ育った愛着ある街が無残な焼け野原になり、中には家族や同級生を亡くした人もいたはずで、それだけでも相当なことだが、自分を奮い立たせて運転席に立たれたのだと思う。女学生の心中はいかほどのものであったことか。そして街は焼け、家族を失い、失意のどん底にあった広島市民にとって、以前と同じように路面電車が動く姿にどれほど勇気づけられたことか。
同MVでは最後にガザやウクライナと思われる映像も出てくるが、今、戦地となっている国や地域の人たちには復興した広島の街をぜひ見てほしい。今の状況は絶対に永遠には続きません。いずれ終わります。広島の街を見てください。80年前、一面の瓦礫と化した状態から見事に立ち直っています。同じことが、みなさんの街でも必ず実現できます。映像を見て、そういいたいと思った。
NHK広島 被爆80年プロジェクト わたしがつなぐ。テーマソングMV
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| 2025年10月5日(日) |
| 今日の一枚(38) |

先月、畑にマルチを敷かず、そのままダイコンやチンゲンサイ、ブロッコリー等の野菜の種を蒔き、イボ竹を組んで防虫ネットでハウス状にしておいたのだが、ものの見事に害虫にやられてしまった。いくらネットで覆っても土に卵があるのか、あるいは隙間から侵入して卵を生むのか、どちらにしてもそこから孵って幼虫となり、芽生えた苗を食べてしまったのだろう。一部、避難させたが、ほとんどがダメになってしまった。こういうことって毎年あるわけではないが、そういえば昨年も一部苗が被害を受けたことを思い出した。
いずれ収穫できるはずの野菜ができないのは悔しい。そこで新たな対策を試してみることにした。これまでの経験から、やはりマルチを敷く方が水やりの頻度低減だけでなく、害虫対策にも効くような気がする。しかも普通の黒マルチよりもシルバーマルチならなおいい。そこで防鳥ネットハウス内にシルバーマルチを敷いた上で、穴を開けて再度買いなおしたダイコンの種を蒔き、その上に写真のようなネットを被せてみた。骨格はカラーワイヤー(樹脂被膜針金)。ネットは台所の三角コーナー用水切りネット。一番大きなものをアマゾンで探して、十字に組んだ骨格の上から被せて、裾は農業用ピンで固定してみた。水切りネットは、農業用ネットよりも薄いので太陽光が入りやすく、なにより安価なのがいい。安価なので使い捨てにもできる。
マルチを敷いているので、土から孵るにしても、すべての穴から出てくることもなかろうし、水切りネットによって外から飛来する害虫もブロックできる。問題は水切りネットにどの程度の耐候性があるかという点だが、それも含めて検証してみようと思う。また最近、アマゾンでシルバーアルミマルチなる商品を発見。通常のシルバーマルチよりもさらにピカピカの表面加工がされ、より強い反射光が生じるようになっている。つまり害虫対策に効きそうなのだ。値段はシルバーマルチの1.5倍くらいするが、これも購入してみた。いろいろ試してみようと思う。
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| 2025年9月19日(金) |
| 今日の一枚(37) |

このところ昆虫ネタばかりになっちゃうけど、もう1回。先月下旬、敷地内で見かけたコクワガタ。ノコギリクワガタは割と来るんだけど、コクワガタはかなり久しぶりかも。見かけて、ポケットに入れてあったスマホで撮影。いや、せっかく久しぶりのコクワガタだからマクロストロボでちゃんと撮ろうと思って、カメラを取りに行ったのだが、戻ってみると、どこにも姿がない。わずかな時間なので、逃げないだろうと思ったのは甘かった。なのでスマホの写真しか残っていない。せっかくボクちんが撮ってやろうというのに逃走するとは、実にけしからんコクワガタちゃんでした。
【訂正】
その後の調べで、コクワガタではなく、ヒラタクワガタの可能性の方が高いと判明したので訂正します。
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| 2025年9月13日(土) |
| 今日の一枚(36) |

今夏、敷地内で見つけたタマムシの死骸。見つけるたびに拾ってまとめておいたのだが、計7匹にもなった。実際は、拾わなかったのも2~3匹いた。なので計約10匹というわけ。これはもう玉虫厨子を作るしかないな(笑)。死骸だけではなく、生きている個体も結構見かけた。年々増えている印象だが、タマムシだらけになったら、それはそれでちょっと困るけどね。それにしても金属光沢のような彩色がホント美しい昆虫だよな。うちはカブトムシやクワガタムシもいれば、タマムシもいるんだよね。考えてみれば、生物好きにとっては恵まれた環境かもね。
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| 2025年9月8日(月) |
| 今日の一枚(35) |

先月下旬のことだが、ゴミ捨て穴の中にカプトムシのメスが落ちているのを発見。救出ついでにスマホでパシャリ。以前の日記でも書いたように、4つある腐葉土プールには毎年、カブトムシが産卵し、秋に腐葉土を回収すると、大きな幼虫がゴロゴロ出てくる。最初だけネットをかけておいたところ、オスとメス数匹の羽化を確認。確認してすぐにネットを取り外したので、以降は知らないが、幼虫は相当な数がいたので、ほぼ全部が羽化したのではないかと思う。飼育することに興味はないので、それ以降はネットはかけておらず、今年も羽化したのかどうか知らなかったが、腐葉土プール近くの穴にいたということは、おそらくそこで羽化した個体と思われる。ただ時期的に遅いので、羽化したのはもう少し前だったはずだ。土で汚れていたので、水をかけて軽く洗ったので、ちょっと濡れている。
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| 2025年8月25日(水) |
| スポールバンって知ってます? |
肩や首の凝りに悩まされている人は多いと思う。その治療方法としては市販の鎮痛消炎剤や磁気治療器等々、いろいろあるが、半年ほど前に祐徳薬品のスポールバンという製品を試して、結果がいいのに驚いた。私が知ったのは、たまたまアマゾンで見かけたからだが、ネット上でも高評価らしい。普通の磁気治療器とは異なり、磁石部分に穴が開いていて、そこからごくごく短い鍼が出ている。これが凝りの患部にわずかに刺さることで、家庭で鍼治療ができるというコンセプトで開発されたもの。なんとなく効きそうな気がして買って試したが、うん、これはスゴイ。効き方は個人差があったり合う合わないもあろうが、少なくとも私の場合は、凝っているところに貼ると、割と早々に凝りがなくなって、いつの間にか貼ったことさえ忘れてしまうほど。とにかく治癒効果が高い印象である。
ただ鍼の部分は、当然のことながら滅菌製造してあり、1回限りの使い捨てするように注意書きされている。これは当然のことだと思うが、私の場合、大学では毎日のように滅菌作業をしていたので、この程度の滅菌であれば自分でできる。なので、使用後はシールから磁石部分と鍼部分を剥がして消毒用アルコールに浸しておき、ある程度たまったら、鍼ひとつひとつを滅菌して新しいシールに貼りなおして再利用している。うまく滅菌できているようで、今のところ問題は生じていない。ただ、さすがに再利用は数回くらいでやめておこうと思ってるけどね。
Amazonの製品ページ
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| 2025年8月12日(火) |
| 小玉スイカの大玉 |

うちの菜園では、毎年、小玉スイカを植えている。大玉と違って少人数でも食べきりやすいサイズだし、栽培も手間がかからず、食べ頃の判断もしやすい。しかも、大変おいしいので、いいことずくし。加えて今年はなぜか、やたら大きい小玉スイカができた。3~4個ほどが、大玉と見間違うほどの大きさに育った。つまり小玉スイカの大玉というわけだ。
先月は、あまり水をやらなかったせいか、続く開花と結実が減り、その分、栄養が集中して大きく成長したのかもしれない。それに気づいたので、毎日水やりをすると、再び花がつくようになり
、今も7個が成長中である。写真のウリのような果実は、ミニメロン。こちらも手間なしで、ほっといても次々に結実し、しかも甘くておいしい。皮むきもピーラーで簡単。
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| 2025年8月3日(日) |
| 退陣するのしないの、どっちなの? +α |

写真は先月24日の読売新聞1面である。「石破首相退陣へ」と大きな文字が躍っており、それどころか読売は号外まで出したそうだが、その後、ご本人は完全否定。なんなの、これって。大手新聞社が「退陣へ」という報道をするからには、よほどの根拠があったからだろうが、多くの読者が「一体どういうこと?」と思ったのではないか。
ネット記事の中には「誤報」と決めつけているものもあったが、どうなんでしょうねぇ。もし本当に誤報だとしたら(結果的に辞めなかったら)、目も当てられないけど、さすがにそこまで酷い話じゃないと思うけどね。そう遠くない時期に辞める決断をして周囲に伝えたことが漏れて報道につながったが、今はまだその前提にしたくないので、表向きは否定した…とかね。
石破さんはアメリカとの関税交渉を乗り切った点は評価できるけど、戦後80年談話を出そうとしているらしい。いや~。そういうのって、もうやめた方がいいって。どうして左寄りの人って、「自分はいい人」を見せたがるんだろうねぇ。と思っていたら、本項アップの直前に見送るとの報道があった。大変よかった。談話なんか出しても、韓国や中国に都合のいいカードに利用され、かえって反日感情を煽るだけ。こういうのを「バカ正直」という。
ところで昨年、購読紙を朝日から読売に替えたが、母が読んでいるだけで、私はまったく読んでいないので、誤報だろうが、そうでなかろうが、どっちでもいいんだけどね。そもそも新聞に限らず日本のメディアって情報の権威っていうほどじゃないし、これまでも大ボケを結構やらかしていることに、みなさんも薄々気づいているでしょ。我が国では、新聞もテレビも雑誌も科学関連の情報発信では想像を絶する低レベルだからね。もちろん、すべてがダメなわけではないけど、ちょっと難度が上がると、途端にダメになるのが、日本のメディアの特徴。情報発信のプロといっても文系でよくわかっていないので、他のメディアの反応を参考に判断していることも多いのが実態。なので当然の結果として報道内容が各社横並びになる。仮に間違っても責任を負わなくてすむので、「よくわかっていない人たち」にしてみれば、どうしてもそうなっちゃう。
横並びの報道内容が正しければ、いいんだけど、間違っていた場合は全社自爆の総崩れってことになる。でも大丈夫。国民も同様によくわかっていないので、総崩れしていることに気づかない人もいっぱいいる。そのため日本メディアの正体がばれることもなく、少なくともこれまでは安泰だった。
松本サリン事件の時に第一通報者の男性を容疑者扱いすることに対して、科学的視点から疑問を呈するメディアが、ほとんどなかったことを振り返れば、ご納得頂けるのではないか。市販の農薬から一般人が毒ガスであるサリンを作るのは不可能ということを、当時の日本の報道関係者は、まったく理解しておらず、捜査本部の間違いをそのまま報道し(裏を取ってないんだから、当然そうなる)、しかも正義面して冤罪に加担していたわけよ。そんなレベルで、どこが情報の権威といえるのだろうか。たぶん現在でも似たような事件が起これば、やっぱり似たような失敗をすると思う。
ジャーナリズムを標榜するのなら徹底的に事件や事故を取材し、その結果、他社とは真逆の内容であっても、それが真実であれば独自の情報発信を貫いてほしいものだが、それをするには手間がかかるだけだし、万一間違っていたら記者自身の社内評価はガタ落ち。そんなリスクを負ってまでして真実を追及するメリットはないということだろう。読者や視聴者からして真実かそうではないのか、判断する能力がないんだから、余計そうなるわな。他社と合わせておくことこそ、手間もかからず出世の早道というわけだ。
そもそもサリン事件や福島原発事故のような科学に関わる事件や事故を文系記者が分析するのは完全に無理な話。なので彼ら全員、こうした事件や事故が発生すると、正直、扱いに困るのが本当のところだと思う。かといって「プロの記者といっても自分は文学部卒なので、どう判断していいのか、まるでわかりません」と、本当のことは口が裂けてもいえない。金儲けのためには、報道しない自由を駆使するなど誤魔化しながらでも自分たちは情報の権威だと胸を張り続けるしかない。
全社が該当するとまではいわないが、日本のメディアって、もうとっくの昔から死んでるし、少なくとも科学に関わる事件や事故では、極めて残念なことに真実に迫る能力すらもないんだよ。これ本当のことだから。こんなもんを情報の権威と思っちゃダメだよ。
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