File No.0073

柚子搾り器 再改良編




 2009年にアップして以降、合計10000件くらいのアクセスを頂いてきた「柚子搾り器」「柚子搾り器 改良編」だが、実はその後さらに再改良している。というのも、しばらくして臼が乾燥で割れてきて、果汁が漏れるようになったからだ。

 写真ではわかりにくいが、注ぎ口部分も含めて切り出した板材に丸い穴を開け、注ぎ口には果汁が通る溝を掘り込み、底板と3枚セットで「臼」を構成するようにした。ベースの板とともに4本のボルトと蝶ナットでしっかり固定する。板どうしの隙間からわずかに果汁はしみ出るが、支障があるほどではない。むしろ分割できるので、使用後も洗いやすいし、干すと乾くのも早い。また今のところ臼材は割れていないが、割れても割れた部分だけ新たに作り直せばいい。前回の改良で採用した搾りかすを捨てやすくするためのステンレス製排水トラップはそのまま使用した。いうまでもないが、「臼」を構成する3枚の板どうしは接着剤で接着させたりはしてはいない。果汁の酸で接着剤成分が溶け出すとマズいからだ。

 昨年(2024年)夏。フルーツ加工をしている方からメールを頂いた。「柚子搾り器」「柚子搾り器 改良編」をご覧頂いたとのことで、「実はさらに改良しているんです」と写真を撮って送ったのだが、今でも冬になると両ページのアクセスは増えるので、参考までその時の写真を入れて、再改良した柚子搾り器も載せておくことにした。もっと、いい方法があるかもしれないが。



再改良した柚子搾り器。注ぎ口も含めて切り出したのは底と真ん中の板だけ。上の板は正方形に切り出し、排水トラップが入る穴を真ん中の板とともに開ける。



底板には搾り出した果汁が流れ出やすいようにU字状の浅い溝を掘った。

















 

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