Nature

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作る!
 
折りたたんだ状態。全体が助手席の後にぴったり固定できるので、邪魔にならない(左)。使用する時は枠を前に出し、テーブルを上げるだけ(右)。

 
枠とヘッドレストは、このようにラダーストラップで接続してある。折りたたみ時には下からのびているベルトで助手席とテーブルを一緒に固定するが、中央のバックルで簡単に固定−取り外しが可能だ。しかも完全に固定できるので、未舗装道を走っても、ガタガタと音がすることもない。






 
 
枠下部左側には、固定用の「脚」も取り付けた。これも折りたたみ式になっていて、収容時には折りたたんでおける(左)。使用時にはくるっとまわして出す(右)と枠がより安定するというわけだが、実際に使ってみるとなくてもよさそうだった。枠の脚だけで充分固定できることが、あとでわかった。ただ、せっかく取り付けたし邪魔にならないので、今もそのまま付いている。奥に写っている筒状のものは、足を載せやすいように取り付けたゴム。これもホームセンターで調達。

車用折りたたみテーブル

File No.013

 車の中で食事をしたり、ノートパソコンを使ったりすることが多いので、テーブルがあれば大変便利。前の車ではテーブルを設置する余裕がなかったが、新しい車はひとまわり大きいので、設置スペースがある。そこで車を買い換えたのにともない専用のテーブルを製作してみた。使わない時は邪魔になるので、折りたたみ式を採用した。
 まず角材と丸棒を組み合わせて座席のサイズに合った長方形の枠を作り、室内インテリアと同系色のつや消し黒スプレーを塗布。その枠に折りたたみできる金具でテーブルを取り付けた。テーブルはホームセンターでわずか千数百円で販売されていた小型のちゃぶ台。これを買ってきて脚を取り外しテーブル部分だけを使用した。折りたたみ金具もホームセンターで売っていたもの。
 枠上部はヘッドレストに固定するようにしたが、ヘッドレストのシャフトを通す部品は、シャフトの直径と同じ12ミリの穴を開けておいたプラスチック板とゴム板2枚を強力接着剤で貼り合わせて作る。ゴムの方はドリルでは、きれいな穴を開けられないので、12ミリの穴あけポンチを買ってきて開けた。
 次にこの部品とテーブルの枠をザック用のラダーストラップ(ザック外部にアイゼンなどを固定するのに使用するベルトのこと)で接続すれば、ほぼ完成だ。金具で接続せずにラダーストラップを採用したのは、この方が自由があって調整しやすく、狭い車内で座ったままテーブルを出す時に前後左右に動かせる方が便利だと考えたからだが、のちに実際に使用してみて、この考えが正しいことがわかった。もちろんラダーストラップを引くことで堅く固定することも可能だ。助手席のヘッドレストに上部を固定し、使用する時は助手席下からのばした固定用ベルトをはずして、枠を前に出し、テーブルを上げて使用する。
 こうして完成したテーブルを実際に車に取り付けてみたところ予想外の問題が発覚。ラダーストラップを引いて固定すると、枠の脚と床の間に隙間が生じてテーブル全体がわずかに宙に浮いてしまい固定できないのだ。枠のサイズがあと数ミリ長ければ発生しなかった問題なのだが、あとの祭り。そこで脚とゴム足の間に3ミリのプラスチック板を挟んだところ、ウソのように解決した。
 以後、取材で何度も使用しているが、テーブルの便利さを実感。ノートパソコンも楽な姿勢で作業ができるし、コンビニ弁当を食べるにしてもテーブルの上で食べれば、ちょっとしたキャンピングカー気分だ。ほぼ満足のいくものができた。

関連情報→本項「作る!」車用折りたたみテーブル改良編 折りたたみ拡張天板