| File No.0089 進化型ポスト兼宅配ボックス 板張り作業編 |
| フレームができたので、続いてボックスの外観となる板を張っていく。当初、厚さ1センチくらいの板を使おうと思っていたが、ホームセンターで手ごろな集成材が、しかも比較的安い値段で山にして売られているのを発見。厚さが2センチもあったが、これはボックスに使えるのではないか。厚いということは、それだけ重くなることを意味するが、逆にいえば、それだけ丈夫になる、ともいえる。またある程度、厚さがある板の方が、工作はかえってしやすかったりするのも事実。「この集成材で板張りしよう」と即断。 買ってきた集成材は、寸法が合わないので、そのままでは使えない。何枚かに分けて切り出し、フレームに合わせて貼り合わせるしかない。そこで天地方向で3段に分けて切り出したが、左右の「くちばし」下部だけ、ちょっと足らなかったため、ここだけ別途、切り出して追加することになった。ダボ継ぎにする手もあったが、フレームに半分かかるようにして木ネジ止めにする方法で追加した。 さらに通気口用の穴を開けたり、投入口の加工をしたりすれば、ほぼ板張り作業は完了だが、この段階では、まだ隙間やわずかな段差があったりするので、パテで隠したり、サンダーをかけて平坦にしたりする作業も必要だった。しかも、何度かやり直しも発生した。 次回は、投入口加工編。実は簡単そうに見えて、思ったほど簡単でもなく、結構苦心した。いろいろ工夫が必要だった。その話しを。 |
![]() ボックスの外壁となる厚さ2センチの集成材を切り出す。この集成材は、「パソコンラック兼サイドテーブル」の天板としても使用した。買ってきた集成材から何枚かに分けてスライド丸鋸で切断し、固定用のネジ穴を開けた。 ![]() フレームに合わせて片側だけ集成材を張ったところ。集成材に開けた二段穴に木ネジを入れて固定し、穴に化粧材を埋めて、ネジ頭が見えないようにする。この段階で板の形状を見ても、完成形は想像できないかもしれない。なんで「くちばし状」なのか、あとでわかります。 ![]() 夏場、庫内は高温になることが予想されるため、少しでも風が通り抜ける構造にする方がベターと思われた。宅配ボックス内に荷物が長時間置きっぱなしになることは、ほとんどないと思うが、仮にそうなってしまった場合。例えば食品やサプリみたいものだと、好ましくない。そこで天板を除く残り5面すべてに通気口を設ける構造にし、左右と裏側の通気口には雨が侵入しないようにガラリを取り付けることにした。そこで、この段階でガラリの径に合わせて穴を開けておいた。ちなみにガラリとは、換気部材のこと。今はネットで各種ガラリが簡単に手に入るので、内側にステンレスネットが張られて虫が侵入しにくい製品を見つけて計7個注文し入手しておいた。 ![]() 左右と前方下部に板を張り終えた。「くちばし」の間にある開口部が、投入口になる予定だ。 ![]() その開口部の幅を変更するために左右に材を追加。接着剤を塗ってクランプで固定。なぜ幅を変更する必要があるかというと、投入口には、当然、扉が付くわけだが、フレームだけでは、どうしても左右にわずかな隙間が開いてしまうから。この説明だけで意味を理解した方は、この手の工作に慣れておられますね。 ![]() 市販のガラリだけでなく、別に通気口部材も自作した。同じ集成材から写真のように加工して、あとで裏側にネットを張ることにした。 ![]() その自作通気口部材は、投入口上部に使う。ここは天板が斜めになるので、部材もそれに合わせて斜めに切断してある。 ![]() 天板も切り出して仮置きしてみた。左右の側板が「くちばし」状になっていた理由。これでわかりましたよね。天板は残りの集成材の寸法がちょっと足らなかったので、あとでダボ継ぎした。板が少しズレている箇所があるのは、仮置きだから。 ![]() 投入口を下から覗いたところ。ネジ穴に埋めた化粧材が、表面から少しだけ出ているが、のちにノコギリで切り取って平らにした。今はまだ埋めたまま。また天板の先に切断ムラができたりしもしているが、こういう部分的な問題点も少しずつ修正していった。 ![]() 今回の宅配ボックスも、前回のそれと同様、ネットワークカメラを取り付ける予定で、上部に収納スペースを用意した。写真は、余っていたネットワークカメラを仮付けしてみたところ。8年前に最初に買ったIPカメラで、画素数はあまりよくないが、あくまで郵便や荷物が届いているかいないかがわかればいいので、これで十分。なお、投入口の扉を写真のように取り付けてみたものの、普通の蝶番を使用しているため、当然のことながら、投入後にバタンと音をたてて閉まっちゃう。わかってはいたが、実際に閉まる様子を見ると、うーん、なんだか粗雑でカッコよくない。できれば、ゆっくり静かに閉まるようにしたい。いろいろ検討した結果、理想的に解決させることに成功したのだが、その点はまた後述する。ちなみにネットワークカメラの左右にあるのはゴム足付きのストッパー。荷物の投入時に勢いよく開閉部が上がると、カメラに当たってしまうために取り付けた。ただ開閉部のしくみを根本的に変えたので、このストッパーも取り付け位置を変更することになった。とりあえず、ボックスの外観を形成する板張り作業は、これでほぼ完了である。→次回・投入口加工編 |
