File No.0059
開閉情報スマホ通知機能付き門扉




 以前アップした「全長20メートルの柵」だが、その後、末端の階段降り口に門扉を設置し、さらに柵も5m延長し、正面から西側に関しては柵がきれいに揃った。だが玄関アプローチの東側は、父が作った柵があるものの、腐食が進んでおり、いずれここも作り直す必要がある。なので完全解決には、まだ時間がかかりそうだ。

 今回、作った門扉も木材を組んで、柵と統一されたスタイルにして、ちょっとした工夫も追加。市販のドアセンサーを戸の縦材内部に収納し、センサーが開閉の度に反応して、wifiを介してスマホに開閉情報を伝えてくるようにした。近くにアクセスポイントのwifi中継器を設置してあるので、安定して機能する。センサーは電池式だが、この門扉を開閉するのはそんなに頻繁ではないので、おそらく支障はないだろう。また門扉の前には、水道やガス、電気の検針などで来宅する人のために案内板を設置。ついでに防犯目的で開閉情報がスマホに瞬時に通知される機能がある旨も書いておいた。

 それにしても全長20メートルの柵よりも短いにも関わらず、今回は結構苦労した。というのも階段降り口から続くコンクリート擁壁は、肉眼で見ても水平ではなく、全長20メートルの柵と連続させて、きれいに揃うように新たな柵を設置するのは簡単ではなかった。また門扉自体も「変則折れ戸のガレージ扉」の時とは異なる問題がいろいろ発生して、何度か部材を作り直した。まだ修正したいところがあるが、とりあえず使えるレベルにはなったので、しばらく様子を見ようと思う。

 ところで、わざわざ我が家の裏口に門扉を新たに作ったのは、防犯というよりも、ノラネコのほか、イノシシやシカ、アナグマなどの野生動物をブロックするのが主な目的だ。実は少し前、真っ昼間に雄のシカが上がってきて驚いたばかり。以前は我が家周辺だけでなく町内にもシカは生息していなかったが、数年前から目撃されるようになった。その後、うちでも夜に菜園奥のカメラがシカをとらえ、ついには昼間に堂々と階段を上がってきたというわけ。一番困るのは菜園に被害が出るイノシシだが、庭木の葉などを食べるシカが来られても困る。主な畑は電気柵や防獣フェンスで防護してあるとはいえ、そもそも我が家に来れない構造、来にくい構造にしておく方がベスト。ノラネコも野生動物もやっかいなマダニを運んでくる可能性があるし、ノラネコは畑に糞をするだけでなく、猫回虫やトキソプラズマなどの寄生虫をもっていることがあり、自由に出入りされるのも、あまり好ましくない。そういう観点から門扉でブロックしようというわけだ。


西側階段降り口に設置した「開閉情報スマホ通知機能付き門扉」。右側の柵が「全長20メートルの柵」。左側の柵が今回、延長した柵。検針等で来宅した人のために案内板も設置。門扉の右側戸は、丸落としで普段は固定。必要に応じて、丸落としを上げれば内側に開くようにしてある。左側2枚の戸は折れ戸。ステンレスのカンヌキと取っ手もつけた。右下の井の字状のものはノラネコブロッカー。これがなければ、支柱の縁を抜けて柵の下をくぐって侵入される。



今回作った門扉と柵の全貌。柵から出ているのはネットワークカメラ。LANケーブルで有線接続してある。一番左側に見えているのはかつて父と一緒に作った古い柵。父との想い出でもあるので、少し短くしたものの、記念に残しておいた。



ネットワークカメラは縦材の間を空けて屋根付きで取り付けた。右下のものは人感センサー。夜は反応すると壁面の階段灯が点灯する。カメラの裏側にプラスチックボックスがあり、内部でLANケーブルと電源ケーブルと接続。2口の電源コンセントがあり、階段灯のプラグを抜けば、AC電源をとれる。



左側の折れ戸を開けたところ。門扉は柵と違って、折り畳みやすいように縦材が横材を突き抜ける構造にした。柵下のダークグレー色のバーは、これもノラネコブロッカーだ。下をくぐって侵入されるのを防ぐためのもの。



右側戸の縦材に施した細工。3×4センチの角材にセンサー用のスペースを作って収納したが、センサー自体は防水仕様ではない。どうやって雨を防ぐか、迷ったが、結局プラスチック板で蓋をし、透明テープで覆う、という原始的方法でとりあえず様子を見ることにした。センサーの電池交換は1年〜1年半に1度程度と予想されるので、この方法でも問題はないと思う。対する左側戸の縦材には磁石が埋め込んであり(表面的にはまったくわからない)、これで開閉を検出する。センサーに付属していた磁石をプラスチック筐体から取り出して、材表面に合わせて埋め込んだ。




NEW

■その後の改良+追加したこと

@ステンレス保護材を取り付けた

 その後、しばらく使っているうちに門扉の繰り返し開閉で擦れて、縦材上部のペンキが剥がれ始めた。そりゃそうか。目立つほどではないが左扉の末端は、どうしても自重でごくわずかに傾き、その結果、右扉の縦材上部と接触しやすくなって、ペンキの剥がれにつながったようだ。そこで金属製保護材を取り付けることにした。アマゾンで厚さ0.5ミリのステンレス板を購入。スライド丸鋸のチップソーを鉄用のものに交換し、必要なサイズに切断。これをコの字状に折り曲げ、前後にはアルミ材を重ねて扉縦材に木ねじ止めをした。

 ただ、ステンレス板をコの字状に曲げるといっても、簡単ではない。手で曲げてもきれいに曲がらない。そのためベンダー(金属板の折り曲げ)加工用の道具もアマゾンで購入した。しかも縦材の寸法ピッタリに折り曲げないと、美しくない。実は一度、必要サイズに切断して、折り曲げて取り付けてみたのだが、ジャストサイズにならなかった。なので、また同じステンレス板を買い直して、今度は正確に扉の縦材寸法を計測して折り曲げて作り直した。二度目の工作で、なんとか写真のようにきれいに取り付けることができた。以降、どんなに擦れてもステンレス板によってペンキの剥がれにはつながらなくなった。



A動物撃退器を取り付けた

 柵と門扉を作ってからというもの、野生動物はもちろんノラネコの侵入も圧倒的に減った印象である。ネコの運動能力から考えると、これくらいの柵を飛び越えることは朝飯前だと思うが、うちに来れば食べ物がある…といった大きな動機があるのであればともかく、そんなものは何もないので、わざわざ飛び越えてまでして来るメリットは少ない。そういうわけで、ノラネコのブロックにもほぼ成功している。ただ、来ようと思えば飛び越えることは可能だし、イタチの場合は、柵の間をすり抜けられる。イタチは来ても敷地内を通過するだけだが、それでも万一家屋内に侵入されるとやっかい。なるべく来にくい状況にしておく方がいいと考え、超音波による太陽電池式の動物撃退器をアマゾン(※)で買って追加で取り付けた。まだ設置してから1週間ほどなので、効果のほどは不明だが、100%とまでいかなくても、ある程度ブロックできるのであれば、設置の意味はあると思う。同じ動物撃退器は玄関側にも設置した。完全防水ではないので、屋根付きにして、念のためテープで簡易的な防水対策をしておいた。

※ 該当製品レビューのうち、「他の国からのトップレビュー」は、無関係の別商品に対するものと思われるので参考にならない。

















 

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