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登頂証明書 蔵王連峰、八ヶ岳・赤岳ほか

撮影年月日:―

 稀に山小屋などで、「登頂証明書」なるものが販売されていることがある。名称は「登山証明書」、「登頂認定書」など若干異なることもあるが、どれも山頂に登頂したことを証明する書式になっていて、朱印まで押してある。「証明書」といっても、発行者がいちいち実際に山頂に立ったところを確認するわけではないし、もちろん山頂の山小屋でしか販売されていないものは、一応は登頂の証明にもなるわけだが、中には山頂ではなく最寄りの交通機関の売店で販売されているものもある。つまり要は登山記念品の一種なのだが、アルバムに写真と一緒に貼り付けたりすると、レイアウトに変化が出せるし、そんな証明書があるのがわかるだけでも楽しい。私は特にこうした登頂証明書を集めてはいないが、過去に登山の記念として買い求めたものはいくつかある。近年は仕事で取材した山では、雑誌に掲載するために購入して撮影することもある。



蔵王連峰のお釜登山記念印を押した登山記念ハガキ(左)。八ヶ岳・赤岳頂上小屋で買った「赤岳頂上登頂証明書」。A4サイズもあり、この中では一番大きい(中)。白馬岳の登頂認定証。白馬山荘で購入(右)


立山黒部アルペンルートの証明書ふたつ。左は雄山の登山証明書で、右は立山黒部アルペンルートの通行証明書。どちらも室堂ターミナル内の立山山頂簡易郵便局で販売されている。


 
左は乗鞍岳の登山証。裏面には切手に風景印が押してある。畳平の乗鞍山頂簡易郵便局で販売。昔は二つ折りタイプだったが、近年はこのようなハガキ大の一枚用紙になった。一方、右は登頂証明書とは違う性格のもの。奥秩父の大弛峠を越える峰越林道の走破証明書で、どこかのツーリングクラブが作ったものらしい。バイクで行ったわけじゃないけど、記念に大弛小屋で購入した。


以下3点NEW
左は乗鞍岳頂上小屋で売られていた登山証明カード。名刺サイズ。右は登頂証明じゃないけど、オマケに掲載。旧・中山道の馬籠〜妻籠の完歩証明書。紙ではなく木製だが、厚さは厚紙程度。ハガキサイズ。観光案内所で購入。


  これもオマケ。立山黒部アルペンルートの「雪の大谷ウォーク記念通行証」。販売されていたわけではなく、無料で頒布されていた




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