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山で見かけた変わったもの11
~タイムカプセル~ 長野県軽井沢町・離山

撮影年月日:2006年6月2日

 軽井沢の離山は、標高1255.9mもあり、それだけ聞くと登頂もそこそこ大変なのではないかと思えてしまうが、周囲の軽井沢市街地の標高が約950mもあるので、標高差はわずか300m。至って手軽に登れる山である。

 20年ほど前に取材で登った際に山頂にあったのがタイムカプセル。いや、正確に言うとタイムカプセル本体を見たわけではなく「タイムカプセルが埋まっているらしい場所と、それを示す看板」を見かけた。写真のように石が置かれ、その周囲を金属柵で固定されていた。

 看板によるとタイムカプセルを埋設したのは昭和62年3月26日、開封予定は西暦2036年だという。それにしても埋設時期が元号なのに対して、開封予定時期は西暦なので、余計にわかりにくい。後者は昭和で表記できないので西暦にしたのだろうけど、昭和62年は西暦では1987年である。おそらく50年後に開封しようということなのだろう。ただ細かいことを指摘させて頂くと、もし2036年の3月26日~12月31日の間に開封したとすると49年と○ヶ月にしかならない。埋設50年後というのであれば2036年ではなくて2037年でしょう。しかも2037年の3月26日以降でなきゃいけないのではないか。どうでもいいけど。

 ネットで検索すると、看板の「保健休養地軽井沢100記念」とある、この「100」という数字に影響を受けたのかなんなのか不明だが、なぜか「100年後に開封」と勘違いしているサイトが複数あった。よく見ろよ。本当にネット情報はいい加減だよな。




離山山頂のタイムカプセル埋設地。大きな石が置かれ、この下にタイムカプセルが埋められているのだろう。



そばに立つ看板。経年劣化に耐えられるようにという意図か、わざわざ鋳造で作られ、結構お金がかかっていることを伺わせる。



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