Nature
山岳記
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何だ?コレ2 神戸市・六甲山

撮影年月日:1995年12月ごろ

 下の写真は、六甲山の林の中にあった石組みの穴。メジャーで正確に計ったわけではないので曖昧だが、幅30〜50cm、長さ1.2〜1.5mくらいだったと思う。以前、ここに民家があり、何らかの目的があって組んだものとも想像されるが、しかし何のためなのだろう。四方を石組みしてあるので当然水路ではない。池にしては細すぎるし、粗雑な石組みは、水の浸透を防ぐとも思えない。まさか縄文・弥生の墓じゃないだろうが、仮に墓だったとしても幅が狭すぎる。で、結局何のためか思い浮かばない。土砂で埋まっていないところを見ると、案外新しい可能性もあるが、六甲山の某登山口から少しばかり山に入った(登山道からは少し離れている)林の中にあるのも不思議。六甲山は、山岳奇譚で述べたとおり、いろいろと不思議なものがあるが、これもそのひとつだ。
 
六甲山の林の中で見かけた長方形の石組みの穴



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