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頒布箱 北アルプス・上高地

撮影年月日:2008年6月9日

 よく知られているのは上高地だろう。「上高地散策ガイド」と「まがもだより」の有料頒布箱(1部各100円)が大正池や田代橋、河童橋など5ヶ所に置かれ、散策者が購入して散策の情報源として利用できるようになっている。収益は上高地の美化清掃や施設の維持管理に使用されるという。

 今回、私が過去に取材を通して入手した膨大なパンフレットや紙資料類を入れた箱のうち、「長野県」の中から探すと、以下写真分が保管してあった。現在も年3回発行されている「まがもだより」だけでなく、前身の「まがも新聞」も含めて7冊があった。また現在も販売されている「上高地散策ガイド」も年3回の発行らしいが、手元にある最も古い1998年版タイトルは「上高地散策ガイド」。その後2000年代は「上高地ガイドマップ」になり、現在はまた「上高地散策ガイド」に戻っているようだ。ちなみに上高地ビジターセンター公式サイトの情報誌ページでは、最新版等をダウンロードできる。 

 似たような頒布箱は全国各地にあり、一番多いのは地元行政や観光協会等が設置した無料登山マップの頒布箱。蓋を開けてみると、中は空だった…ということもあるが、大半は定期的に補充され、ある程度管理されているようだ。新潟県柏崎市・八石山の南条(みなみじょう)登山口には、八石山関連のものだけではなく、地域の観光パンフレット一式がきれいに揃えられていた。こうした例は珍しい。



上高地・河童橋付近に設置されている有料頒布箱。撮影は2008年。



上高地で現物を入手できる情報誌2種(写真上下)。私が保管している「まがもだより」。最も古いのは2003年5月20日発行のNo.6だった。現在も年3回の発行が継続されているようだ。



左から1998年版の「上高地散策ガイド」、2003年4月27日発行の「上高地散策ガイドマップ」、2001年9月20日発行の「マガモ新聞」。



岩手県と秋田県の県境にある八幡平・見返峠駐車場付近に設置されたセルフガイド頒布箱。これも1部100円。撮影は2008年。



北海道比布町・突哨山(とっしょうざん)の村上山公園登山口にあるガイドマップ頒布箱。撮影は2013年。



本文でも触れた新潟県柏崎市・八石山登山口の観光パンフレット頒布箱。撮影は2016年。



静岡県伊豆市と西伊豆町の境にある仁科峠に置かれたガイドマップ頒布箱。撮影は2012年。


群馬県片品村・尾瀬ヶ原の入山口、大清水にあった尾瀬マップの頒布箱。うっかり重複して取り出した場合のために返却口も用意されていた。撮影は2009年(左)。福岡県糸島市・脊振(せふり)山系・雷山(らいざん)の雷山神社登山口の「山ナビBOX」。撮影は2014年(右)。



↑福島県伊達市・霊山(りょうぜん)のこどもの村登山口に置かれた観光パンフレットと登山案内図の頒布箱。撮影は2007年。

↓新潟県南魚沼市・金城山(きんじょうさん)の観音山コース登山口にある登山マップ頒布箱。取材時は中は空だった。撮影は2016年。



↑群馬県草津町・草津白根山の草津白根レストハウス付近にあるセルフガイド頒布箱。上高地や八幡平と同様、ここも自然公園財団が管理運営するエリアなので、同じようなセルフガイドが用意されている。撮影は2009年。

↓長野県上田市・菅平湿原入口にあった「無料案内パンフレット・菅平湿原ふしぎ発見」頒布箱。撮影は2015年。



↑静岡県御殿場市・金時山登山口の乙女駐車場に設置された「ハイキング用マップ」頒布箱。中には御殿場市のハイキングマップが用意されていた。撮影は2012年。

↓静岡県伊豆市・天城山の登山口、天城峠にあったガイドマップ頒布箱。撮影は2012年。




↑佐賀県基山町(きやまちょう)・基山(きざん)の登山口、基肄城跡(きいじょうあと)水門跡の「ハイキングマップ」頒布箱。撮影は2014年。

↓宮崎県宮崎市・双石山(ぼろいしやま)の小谷登山口に置かれた「宮崎自然休養林エリアマップ」頒布箱。撮影は2014年。



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