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カヤトの山 山梨県北杜市/長野県川上村・横尾山

撮影年月日:2007年11月4日

  「カヤト」とは、「茅戸」と書き、山で茅が一面に覆っている場所のことを呼ぶ山用語である。茅とは、ススキやスゲなど、イネ科やカヤツリガサ科の有用植物の総称で、日本では古くから茅葺屋根などに利用されてきた。カヤトを作る種類は、やはりススキが最も多いだろうが、ありきたりに「ススキ草原」というよりも「カヤト」の方が、表現としては風情があるかもしれない。

 晩秋の頃、尾根筋のカヤトに出ると、一面が黄金色に染まり、そんな中を闊歩するのも気持ちいいものだ。掲載した写真は山梨県と長野県の県境にある横尾山のカヤト。時期は11月上旬。信州峠から林間の道を進むと、やがて写真の場所に出る。奥には八ヶ岳連峰が連なり、絶景を楽しめる。



八ヶ岳連峰を望む横尾山のカヤト。山頂までは、もうしばらくアップダウンの道が続く。



カヤトに続く登山道。横尾山。



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山岳記