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ほらな、ちゃんと自分で歩いてるだろ。乗鞍岳で母の後を追う私。ちなみにリュックの中身はチョコレート1箱だったようだ。原版のスライドフィルムは退色し、カビも生えているが、PC上で補正した。以下も同じ 乗鞍岳で幕営した翌朝、朝日を浴びながら母と私。ちなみに当時は、今のような幕営指定地なんてものは一切なかったので、登山者はみんな自分の好きなところで幕営していた。背景から考えると、おそらく乗鞍大雪渓付近と思われる 「あれが穂高連峰よ」と教えられたこの時のことは今でも鮮明に記憶している…まあウソですけどね。それはともかく右側に見えている未舗装の道路は、今でいう乗鞍エコーライン(県道84号)である。この道路は戦時中、乗鞍岳山頂に陸軍のレーダー施設を建設するために作られ、のちに乗鞍観光の主要アクセス道路として舗装整備された。現在は通年マイカー規制され、大型ハイブリットバスが山麓とを結んでいるわけだが、当時はまだガタガタ道を小さなボンネットバスが走っていた。 雪が残る春の比婆山で。今はほとんど見かけないキスリング型ザックが昔を物語る… 中央アルプスから上松へ下るコース途中で。前にも後にも倒木があるのは、前夜、幕営地に濁流が押し寄せるほど天候が荒れに荒れたことによるものと思われる(左)。昔から高山植物の中でもコバイケイソウは有毒植物であるにも関わらず不思議と親近感を感じていたのだが、乗鞍で撮影されたこの写真を見つけて、ようやく理由がわかった。オイラとコバイケイソウのつきあいはこの時にまで遡るからだな(笑)。「これがコバイケイソウよ」と教えられたことは今でも鮮明に記憶している…まあ、やっぱりウソですけどね(右)。 |