クガイソウにも似ているが…
エゾルリトラノオ
ゴマノハグサ科
Pseudolysimachion kiusianum ssp. miyabei
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ゴマノハグサ科ルリトラノオ属(APGではオオバコ科)の多年草。北海道と本州・東北地方の海岸から人里、さらには亜高山帯まで広く分布し、日当たりのいい草地を好む。高さ50センチ~1メートル。葉は長楕円形で先は尖り、裏面は密生する毛で白く見える。縁には不揃いの鋭い細鋸歯が並び、柄を持ち対生し、葉の付け根にも小さな葉が対生することがある。6月下旬~8月に茎の先に直径約7ミリほどの淡青紫色~白色の4深裂する花を密に咲かせる。花序の柄や小花柄に開出する短毛がある。葉裏面の脈上以外が無毛なものはヤマルリトラノオ(var.
japonicum)という。
写真は1995年7月に北海道積丹町の神威岬で撮影したエゾルリトラノオ。淡青紫色の花を付ける株もあるが、この株のように白花や白花に近い株の方が多い地域もある。

写真を拡大すると、葉の付け根の小さな葉は、茎と葉柄の分岐点から出ているように見える。小さな葉が付いている葉と付いていない葉があるので、常に出るわけではないようだが、左下の株のように幼枝の先に複数のな葉を出しているものも見られた。またすぐ下の株では、花序がすでに果実になっている。
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