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テンナンショウの中では同定しやすい
ヒトツバテンナンショウ
サトイモ科
Arisaema monophyllum
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 サトイモ科テンナンショウ属の多年草。漢字では「一葉天南星」。本州の関東地方や中部地方などに分布する。7〜9個の小葉からなる葉を、名前の通りに通常は1個つける。仏炎苞内側に濃紫色をした八の字状の斑紋があるのが特徴。
 テンナンショウの同定は一部の種類を除き難しいものが多いが、この斑紋の特徴と分布域を覚えておけば、本種の同定は比較的容易だ。




栃木県日光市・庚申山で見かけたヒトツバテンナンショウ。仏炎苞の八の字状斑紋に注目。



葉の形や付き方、葉軸と葉柄の付き方。神奈川県南足柄市・夕日の滝。



  
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植物記