先島諸島に由来する…
サキシマフヨウ
アオイ科
Hibiscus makinoi
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アオイ科フヨウ属の半常緑低木。九州西部の福江島や甑島から南西諸島に分布。漢字では「先島芙蓉」。先島とは、宮古列島と八重山列島の総称で、先島諸島に多かったことに因む。海岸や丘陵地、道端などに生え、高さ2〜4メートルになる。
葉は互生し、長さ・幅ともに7〜10センチの五角状円形で、まばらに浅い鋸歯がある。9月から翌年1月にかけて、枝先に直径8〜10センチの5弁化を咲かせる。花は1日花で、淡紅紫色〜白色。果実は長さ2センチの卵形をした刮ハ。学名を見れば一目瞭然だが、ハイビスカスのなかまである。また種小名は、牧野富太郎への献名。
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11月の屋久島を飾るサキシマフヨウ。
9月下旬、屋久島の県道沿いに咲くサキシマフヨウ。
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