海岸の岩場に生える
イワタイゲキ
トウダイグサ科
Euphorbia jolkinii
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トウダイグサ科トウダイグサ属の多年草。漢字では「岩大戟」。本州の関東地方南部以南、四国、九州に分布。名前の通り海岸の岩場に生え、株立ち状に群生し高さ30〜50センチほどになる。太い茎にやや厚い葉がびっしりと互生し、4〜6月に茎頂にトウダイグサ科の植物らしい杯状花序を作る。
写真は伊豆半島の逢ヶ浜で見かけたイワタイゲキ。隣の弓ヶ浜が砂浜なのに対して、逢ヶ浜は石や岩がゴロゴロし、その隙間に生えていた。こんな環境でも根を張り生長できるのもスゴイ能力といえないか。
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逢ヶ浜の岩場に見事な株を作ったイワタイゲキ。
花序の拡大。撮影地は上と同じ。
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