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カラスノエンドウよりも小さいので…
スズメノエンドウ
マメ科
Vicia hirsuta
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  マメ科ソラマメ属のつる性1年草または越年草。本州〜沖縄の田畑や道端などに生える。同属のカラスノエンドウよりも小型なのでスズメノエンドウと命名された。
 葉は12〜16個の小葉からなる複葉で、先は巻きひげになる。4月、長さ3〜4ミリの白紫色の花を柄の先に4〜6個付ける。豆果は表面が短毛に覆われ、長さ0.6〜1cmほど。通常は2個の種子が入る。

関連情報→本サイト植物記「カラスノエンドウ



白紫色の花は開花しているのか、蕾なのか、よく見ないとわからないほど小さい。広島市



小葉の先は巻きひげになり、ほかの植物に巻き付く。小葉の先端は平切形。


葉脇からのびた柄の先に4〜6個の花を付ける。側面と正面から見たところ。


種子が未熟で薄い若い果実(左)と種子が生長肥大し厚くなって熟した果実(右)



  
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