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日本産ネコノメソウの中では最も目立つ
ハナネコノメ
ユキノシタ科
Chrysosplenium album var. stamineum
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  本州の福島県から京都府にかけて分布。山地の谷沿いや林内などに生えるユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草。葉の鋸歯は丸く、3〜7個が並ぶ。3〜4月に白色花を出すので、ネコノメソウのなかまの中では最も目立つ。ただ花弁のように見えるのは萼裂片。また走出枝と葯は暗紅色。
 母種のシロバナネコノメソウ(C. album )は近畿、中国、四国、九州地方に分布し、本種に比べて全体に白毛が多く、萼裂片の先が尖る特徴がある。



20年前に高尾山6号路で見かけて撮影したハナネコノメ。



花のアップ。母種のシロバナネコノメソウの萼裂片は細くて先が尖るのに対して、本種の萼裂片は太くて先は丸い。萼裂片の白と葯の暗紅色の組み合わせが美しい。埼玉県名栗村。


  
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