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栃木県の県花に選ばれた
アカヤシオ
ツツジ科
Rhododendron pentaphyllum var. nikoense
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  ツツジ科ツツジ属の落葉低木。福島県から三重県の太平洋側の山地に分布。漢字では赤八汐。別名・アカギツツジ。変種名nikoense は栃木県の日光に由来し、同県の県花に選ばれている。
 葉が展開する前の4〜5月、枝先に淡紅紫色の花を付ける。花冠は深く5裂する漏斗形で裂片の先端は凹む。雄しべは10個。上の5個は短く、下の5個は長い。葉は広楕円形で枝先に5個輪生する。

 本種の名所は各地にあって、例えば縁が深い日光では、半月山周辺、古峰ヶ原、鳴虫山、栗山ダム南側の月山。ほかの地域では、群馬県の赤城山、埼玉県の両神山や熊倉山、静岡県の岩岳山、三重-滋賀県にまたがる鈴鹿山脈の国見岳などが挙げられる。



日光・中禅寺湖の東側、茶ノ木平付近で満開となったアカヤシオとバックは日光白根山と中禅寺湖



埼玉県秩父市・熊倉山に咲くアカヤシオ



花冠は5裂し、各裂片の先は凹む。



Nature

一種一種、植物を取り上げて、その植物にまつわる話題を写真とともに紹介します。

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