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名前に「薩摩」が付くが、西日本に広く分布
サツマイナモリ
アカネ科
Ophiorrhiza japonica
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  アカネ科サツマイナモリ属の多年草。名前は「薩摩稲森」だが、鹿児島県固有というわけではなく、関東地方南部以西の本州〜九州に広く分布している。林内や林縁に生え、高さは10〜20センチ。葉は長さ2〜5センチの卵形。12〜5月に茎の先に集散花序を出し、数個の長さ1〜1.5センチの漏斗状白色花を咲かせる。花冠の先は5裂し、内側には毛が密生。

 昨年(2014年)12月、福岡県糸島市・井原山の登山口で偶然、本種と出会う。まさか12月に山で花に出会えるとは思ってもみなかったので驚いた。通常は春の花だが、12月にも開花することもあるようだ。



冬期の井原山山麓に咲くサツマイナモリ。九州には多く、大きな群落を作ることもあるようだ


  
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Nature

一種一種、植物を取り上げて、その植物にまつわる話題を写真とともに紹介します。

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