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西日本の海岸沿いに生える野菊
ノジギク
キク科
Chrysanthemum japonense
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  本州西部、四国、九州の東部〜南部に分布するキク科キク属の多年草。日当たりのよい海岸沿いの斜面に生え、名前は「野路菊」。茎は斜上して、高さ50〜80センチ。葉は5中裂または3中裂し、基部は心形、または切形。裏面には丁字状毛が密生して白色になる。10〜12月に直径3〜5センチの頭花を開く。舌状花は白色だが、花期終盤には赤みを帯びる。筒状花は黄色。総苞片は3列。
 
 写真は、11月末、大分県佐伯市の海岸を通る県道沿いの法面や岩場に群生していたノジギク。地元の人にとってみれば珍しくもないのだろうが、付近ではあちこちに白い模様を作っており、花たちの競演が見事だった。県道沿いの駐車スペースに車を停めては撮影することをしばらく繰り返した。



海岸沿いの岩場に群生するノジギク。


ノジギクの花(上・下とも)





総苞は半球状で、総苞片は3列に並び、灰白色の毛が密生する。


ノジギクの葉。3裂または5裂する。

  
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