果実はサロメチールの香りがする
シラタマノキ
ツツジ科
Chiogenes miqueliana
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亜高山帯や高山帯の岩場や草地に生えるツツジ科の常緑小低木。「白玉の木」という名前の由来は下の写真を見れば一目瞭然。径6mmほどの白色果実が、その由来である。同じツツジ科のアカモノが赤い果実をつけるのに対して、別名シロモノともいう。だが西吾妻連峰では、薄紅色の果実をつけていたものを見かけた。
中部地方の山では果実期の姿をよく見かけるが、壺状で黄味がかった白色の花の方は地味なせいか、なかなか目につかない。シラタマノキの果実は、つぶすとサロメチール臭(シップ薬の匂い)がするのが特徴。でも山で見かけても次々につぶさないように。
純白の果実をたわわにつけたシラタマノキ。長野県小諸市・黒斑山
果実よりも地味な花
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