山地に生えるラン
ミヤマウズラ
ラン科
Goodyera schiechtendaliana
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本州〜九州の山地林内に生えるラン科シュスラン属の多年草。葉の斑紋がウズラの羽根の斑紋に似ることから「深山鶉」と命名されたようだが、深山だけでなく里山にも生えるので、比較的目にしやすいランである。わずかに紅色がかった白色の花は小さく、注意していないと見落としそうである。花期は8〜9月。
写真は、山口県岩国市の寂地峡遊歩道で見かけたミヤマウズラ。わずかな木漏れ日が降り注ぐだけの薄暗い林内であり、しかも風で揺れて、なかなかピタッと止まってくれない。撮影には結構時間がかかり、しかもブレて失敗したカットも多かった。
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寂地峡に咲くミヤマウズラ(左)と花のアップ(右)。側花弁には黄褐色の斑紋があり、先は有毛の萼片に密着。また茎は緑白色をしている。
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