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根は細くて辛い?
ウスバサイシン

ウマノスズクサ科
Asarum sieboldii

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 ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草。本州と九州北部の山地の湿った林下などに生え、ヒメギフチョウの幼虫の食草としても知られる。根茎は細くて、口に入れると辛いらしい。しかも葉が薄いので「薄葉細辛」。
 茎は地上を這い、2対の葉を出し、その間に濃紫褐色の花を1個出す。平開する3個の萼裂片の先は尖り、6個の柱頭のまわりに12個の雄しべが取り囲む。
 ミズバショウとリュウキンカが見ごろとなった長野県大町市の居谷里湿原を久しぶりに訪れると、遊歩道沿いにウスバサイシンがひっそりと咲いていた。



ウスバサイシンは、2個の葉に隠れるように地味な花をつける(左)と花のアップ(右)。



  
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植物記