秋田県鹿角市・八幡平の大沼畔に生えるミズドクサ。先端は胞子のう穂。スギナ(ツクシ)のそれに似ている。
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水辺に生えるシダのなかま
ミズドクサ
トクサ科
Equisetum limosum
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なかまのトクサ(E. hyemale)は、一般にも知られているが、本種の知名度は低い。名前は水辺に生えるトクサの意味だが、トクサも湿地や水辺に生える。漢字では「水木賊」とも書くが、トクサは物を磨くのに使ったことから砥石のように使える草という意味で砥草と命名されたものだ。
トクサは枝を出さないが、本種は写真のような枝を出す。ところが中には枝を出さないものもあり、出す場合でも、写真のように短い枝を不規則に出すものやスギナのように規則的に多数輪生させるものがあって出し方には変化があるらしい。
…とわかったようなことをいってはいるが、実はシダ類は大の苦手。シダやコケ、地衣類の同定は難しい上に、やはり地味なので興味は今ひとつ。
写真のミズドクサも、トクサやスギナに近いというのは、さすがにわかったけど、名前はわからなかった。帰宅して調べてようやく判明。
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