Nature

一種一種、植物を取り上げて、その植物にまつわる話題を写真とともに紹介します。

なお営利目的はもちろん、個人的な利用も含めて、本ページ写真の無断使用はご遠慮下さい。

植物記
<<前のページ 次のページ>>
砂礫地に大きな群生を作る
イワブクロ

ゴマノハグサ科

Pennelianthus frutescens
…………………………………………………………………………………………………

 北海道と東北地方の高山帯に分布するゴマノハグサ科イワブクロ属の多年草。漢字で書けば「岩袋」。別名タルマエソウは北海道の樽前山に因んだものだ。7月下旬〜8月下旬に長さ2.5センチほどの淡紫色の花をつけ、上唇は2裂、下唇は3裂し、花冠の内側には毛が多い。砂礫地に大きな群生を作るので、花期にはなかなか絵になる。北海道の後方羊蹄山では、火口壁沿いの砂礫地で見かけたが、勇払原野では低地にも自生しているという。



後方羊蹄山の砂礫地を美しく飾るイワブクロ


花冠には毛が多い。同じく後方羊蹄山にて

  
 CONTENTS