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賀老の滝遊歩道にいた黒いカタツムリ
ブドウマイマイ

Ezohelix gainesi foema
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 先日、北海道島牧村の賀老の滝を訪れた際、遊歩道沿いで黒いカタツムリを見かけた。殻も軟体部も真っ黒くてビックリ。こんな色のカタツムリは初めてだ。早速、マクロレンズを装着して連写しまくるが、カタツムリの場合、軟体部表面だけでなく、特に眼と殻の中心にピントが合っている方が見栄えがいい。だが、カタツムリ君の移動スピードは意外と早く、なかなかうまい具合に両方にピントが合った写真が撮れずに苦労した。

 そもそも陸産貝類は種類も多く、地域ごとの特産種もある。専門の図鑑でもない限り同定は難しそうだ。しかし帰宅してネットで調べると、あっさりヒット。ブドウマイマイというオナジマイマイ科のカタツムリだと判明。賀老の滝は狩場山の中腹にあるのだが、狩場山にはこのブドウマイマイが多いらしくて、「登山中にブドウマイマイを見かけた」とか「狩場山にはブドウマイマイが多い」といった記述がいくつもあった。
 ブドウの果実のように黒紫色をしているから「ブドウ」なのかどうかは不明だが、それにしても本当に黒いなあ。北海道だけでなく東北地方北部にも分布しているらしい。




賀老の滝遊歩道沿いのブナ表面を這うブドウマイマイ。スケールで計ったわけではないが、殻の直径は4センチ弱くらいに見受けられた。


 
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山で出会った動物について話題や体験談を紹介します。ここでは昆虫類や両生類なども含めて動物全般を広く扱います。

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