Nature
動物記
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三方ヶ峰のマツムシソウで吸蜜していた
ヒョウモンチョウ
Brenthis daphne
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 今年の夏(2006年8月)、取材のため長野県東御市の池ノ平湿原〜三方ヶ峰を訪問。11時頃から曇ってしまったが、花も多い上に後半になると蝶も多くなり、こちらもカメラで狙ったりしていると、あっという間に時間が経過。午前中には駐車場に戻ってくる予定だったが、結局、午後1時半になってしまった。

 ところで一番目についた蝶はヒョウモンチョウ。登山道沿いのマツムシソウなどにとまって、しきりに吸蜜していた。180mmマクロで撮影したが、やはり蝶の撮影は難しい。加えて同定も苦手だ。図鑑の解説にある「後翅裏面前縁」とか、「第1室の黒斑」…などと説明されても、すぐにはわからない。ある程度、用語の意味を覚えて蝶に慣れることは必要だろうな。植物と比べれば種類も限られている上に形態も複雑ではないので、それほど難しくはないと思うのだが、そんなこというと蝶マニアの人から「そりゃ甘いぞ」と叱られるかもね。いずれにせよ、これまで蝶に感心がなかっただけにしばらく時間がかかりそうだ。
 


2匹のヒョウモンチョウがマツムシソウを訪れ、なかよく並んで吸蜜していた。



 
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