動物の痕跡を観察する
アニマル・トラッキング
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アニマル・トラッキングとは、動物が残した食べ跡や足跡、フンなどの観察や調査を行ったり、それを元に動物を探すこと。私は特に動物を追っているわけではないが、フィールドでは、さまざまな動物の痕跡を見かけることがある。それらの痕跡から動物の種類も特定できるし、棲息する動物を知る上で役に立つ情報といえる。
なお、ここの紹介した以外にもいろいろな場所で、ほかの動物の痕跡も撮影した記憶があるのだが、今回、本項を書く際に探したのに膨大な取材フィルムに埋もれて見つけることができなかった。う〜ん、しまった! どこかにメモしておくべきだった。
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雪面に続くノウサギの足跡。広島県庄原市・比婆山連峰
動物の足跡。左上の写真は足跡がほぼ一直線に並んでいることからおそらくキツネのものと思われる。手前の段階では歩いているが、岩の先からは足跡の並び方が変わっているので足早になったことまでわかる。群馬県・大峰沼にて。右上と左下の写真だが、これはタヌキではないかと思うが、ちょっと自信がない。栃木県・沼ッ原湿原にて。右下はブナの幹につけられたクマの爪痕。クマの爪痕はカガリともいう。青森県鰺ヶ沢町。
左上はイノシシが土を掘り返した跡。ラッセル跡ともいう。山梨県山中湖村・石割山。右上はキツツキが枯れた木の幹に穴を開けて虫を取りだした跡。青森県・蔦野鳥の森。左下は食痕残るツノハシバミの実。長野県・飯縄山。右下はテンなどの肉食動物によって野鳥が補食された跡。群馬県・尾瀬ヶ原。
動物のフン。左上はニホンザルのもの。長野県・志賀高原。右上はツキノワグマ。長野県・北志賀高原。左下はヒグマ。北海道陸別町・奥斗満林道。右下はノウサギ。長野県・なべくら高原。
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