扇状の頭をもつプラナリアのなかま
コウガイビル
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先月、屋久島の森で見かけたコウガイビル。ミミズのようにもヒルのようにも見える。だが、ヒルよりもプラナリアに近い生物らしい。頭は扇状。長さは6〜7センチ程度。体表面はヌルっとした粘液に覆われ、木や岩の表面をはって進む。しかし、段差があると、まるでヒルのように頭を持ち上げて上に上がろうとする。見た目よりも意外と移動スピードが早く、動くのに合わせて接写するのに苦労した。私はコウガイビルを初めて見たが、屋久島にしかいないわけではなく、結構あちこちにいるらしい。種類もいろいろあって、長いものだと1メートルになるものもいるとか。私が見たものは淡褐色に細かい濃い点々模様が無数にある種類だった。屋久島の別の登山道でも同じ種類のコウガイビルを見かけた。
※今年2007年には、別の場所でも見かけたので、写真を追加しておく。
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屋久島で見かけたコウガイビル。間違ってもコウガイビルには生まれ変わりたくないぞ。
3本の褐色線が入るコウガイビル。長さ約6センチ。広島市。
雨がそぼ降る日、広島の実家近くで見かけた長〜いコウガイビル。長さは40〜50センチくらいはあった(左)。長野県・南木曾岳登山道にいた別種の黒いコウガイビル。こちらは長さ4〜5センチとやや小型だった(右)。
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愛媛県久万高原町・石鎚山登山道で見かけた黒いコウガイビル。
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