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たまに登山道で出会う
アズマヒキガエル

Bufo japonicus formosus
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 登山道を歩いていて、突然足元から茶色の物体がぴょんと飛び出してきてびっくりしたことはないだろうか。見ると大きなカエル。登山道と同じ色だから気づかないのだ。特にアズマヒキガエルは、図体がでかいので、びっくりさせられる。西日本に分布するのはニホンヒキガエルだが、どちらも生息域は広く海岸から高山まで及ぶという。目の後にあるの突起は耳腺と呼ばれ、毒を出す。
 たまに山で出会うと、私は小枝で頭をつついてコミュニケーション(?)を図るのだが、相手はまったく無反応。しかし、続けていると迷惑そうにノソノソと移動する。
 毒をもっているので天敵は少ないそうだが、ヤマカガシの好物になっているらしい。



カメラを向けてもまったく無反応。


 
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Nature
動物記