Nature
 File No.0091
進化型ポスト兼宅配ボックス
取り出し口加工編


 投入口が解決したので、続いて取り出し口をどうするか検討。最初の頃は、裏側の3分の1くらいの寸法の扉を想定していた。ただ、大きな荷物を投入された場合に取り出しにくいと困るので、裏側全体も開放できる方がいいかもしれない。ならば大きな扉の中に小さな扉がある、二段式にしようかと考えたりもした。普段は小さい扉で取り出し、大きな荷物が来た時は大きな扉を開けて取り出すというわけ。しかし、そんなめんどくさい構造にするよりも、大きめにとった、ひとつの扉を開ければ、どんな郵便物でも荷物でも取り出せる方が簡単だろうと考えを改めた。

 次に雨対策だが、ゴムパッキンで完全防水するのは工作としてはかなり厳しい。というか、何も完全防水するまでもないだろう。扉と本体の間に重ねしろを少しとっておけば、扉の隙間から雨水が入っても、その重ねしろを抜けていくだけなので、庫内の荷物が濡れることはないと思われた。扉の下に枠を設けず、重ねしろを下った水はそのままボックスの下へ落ちて終わり…という構造にしておけばいい。

 荷物が盗難されることはまずないと思うが、家を空ける時間が長い時は念のため鍵をかけておけば、ちょっと安心できる。そこでアマゾンでシリンダー錠を購入。扉とその裏側の補強材に穴を空けて取り付けられるように加工した。同様に取っ手も注文して取り付けたが、実際に届いたシリンダー錠や取っ手を見ると、多少取り付けに工夫する必要があることに気づいた。結局、すべてなんとかなったので、買いなおしたりすることもなく、取り出し口の加工は無事に完了した。



取り出し口に薄い角材を接着し、14個のクランプで固定したところ。左側はフレーム材との段差が重ねしろになる。一方、右側には蝶番を付けるので、こちらには当然、重ねしろはないが、あとで水が入らないように内側にスポンジテープを貼っておいた。この時はまだ投入口に最初の扉が付いている。



扉にも通気口を設けることにした。3つの通気口の穴を開けてガラリ(換気部材)を仮に取り付けてみた。ついでに蝶番やシリンダー錠、取っ手も付けてみて問題がないかどうか確認。取っ手はその構造と寸法上、写真のような加工が必要だった。扉の下端に貼ってあるのはマスキングテープ。わずかに寸法が合わないことに気づいたので、補修材を追加して木工ボンドで接着したため。



扉の開け閉めができ、鍵もかけられることを確認したので、すべての部品を取り外し、ネジ穴にパテを塗って隠した。このあとサンドペーパーでパテ表面を平らに整えた。下にあるのは、シリンダー錠の裏側に取り付ける部材。これで取り出し口の加工は終わり。次回→本体外面塗装編



















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