ブロッケン現象 北アルプス・槍ヶ岳
撮影年月日：1990年7月29日
随分前のことだが、友人とともに北アルプスの表銀座から槍ヶ岳へ縦走した。急峻な山頂に足跡を残したあと、運良くブロッケン現象に遭遇できた。ブロッケン現象とは太陽を背にして山頂などに立ったとき、前に雲や霧があると、そこに自分の影が大きく投影される現象のことで、頭を中心にして虹のような光の輪が見える。ドイツ中部、ハルツ山脈のブロッケン山でよく見られることから、そう呼ばれるようになった。ブロッケンの妖怪ともいう。
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光の輪の中に自分の影が投影されるブロッケン現象（上・下とも）。北アルプス・槍ヶ岳・槍ヶ岳山荘前
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