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雨量計 屋久島など

撮影年月日:2005年8月9日

 山では雨量計を見かけることがある。だいたい下のような金属製の筒状をしており、上から雨が降ると、その量を計測記録するようになっている。おそらく電話回線で、最寄りの気象台や測候所へデータが送られているのだろう。
 これまで、私は秋田県や長野県、鹿児島県屋久島などで、山行中に見かけたことがある。どれも登山道沿いになどではなく、少し奥まった目立たない場所に設置されていた。いたずらでもされないようにという配慮なのだろう。

 ところで屋久島は特に雨が多い場所。ここの雨量計はほかのエリアのそれよりも、はるかに多量の雨を記録し続けているはず。器械とはいえ、「ご苦労様」とねぎらいたくもなってくる。
 


太陽電池パネル付きの雨量計。設置者は不明だが、場所からすると国交省とかかな? 石川県白山市・白山山麓 新岩間温泉。

屋久島で見かけた雨量計(左)と秋田県の鳥海山で見かけた雨量計。すでに機能していない(中)。南アルプス南部の林道にあった雨量計。これは国土交通省が設置したものだった(右)


宮城県加美町・荒沢自然館前(左)。群馬県みなかみ町・谷川岳山麓湯桧曽(中)。鹿児島県屋久島町・白谷雲水峡入口(右)。


長野県松川町・中央アルプス 烏帽子岳山麓。民間の大手航空測量会社が一時的に設置した雨量観測機器(左)。和歌山県田辺市・大塔山 弘法杉入口に放置された雨量計。すでに機能していない(右)。

以下、2点NEW
徳島県那賀町・霧越峠東側にある国土交通省天ヶ谷雨量観測所の雨量計(左)。高知県仁淀川町・吾川スカイパーク奥で見かけた雨量計(右)。





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