奇岩6 傘岩 岐阜県恵那市
撮影年月日:2018年6月8日
岐阜県恵那市の傘岩も特筆すべき奇岩だ。厳密にいうと山岳地ではなく、市街地近くの丘陵地にあるが、国の天然記念物に指定され、自然にできたとは思えないほどの芸術品レベル。
ご覧のように実に奇妙な形。「傘」というよりも「キノコ」。いや、もっといえば「バランスの悪い砂時計」みたいにも見える。高さ約4.3メートル、頂部の周囲はなんと約10.2メートルもあり、くびれ部分の周囲は約2.3メートルという大きさ。
確かにこの傘岩も風化しやすい花崗岩ではある。しかし現地解説碑の「風蝕と雨蝕による」との説明だけで「納得せよ」といわれても無理。風と雨の浸蝕だけで、ここまで不安定かつ異様な形状になるだろうか。もし過去に水位が頻繁に変化するような湖沼とか川とかの中にあったと仮定すると、水没する時間的比率により風化進行に差が生まれ、下部が段階的に削られて、こんな逆円錐状になったと推測できなくもないが、先にも書いたように国土地理院地図で確認しても周囲よりも比較的高い丘陵地にあり、過去はどうだったかは不明であるものの、川の中にあった可能性は低いかもしれない。成因は謎である。
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どうして、ここまで「くびれ」が生じたのか。異様な姿の傘岩。

上の写真とは反対側から見た傘岩。自然が作り出した芸術品だね。見事というしかない。

うーん。とにかく異様な姿である。

現地解説板。「岩石の風化現象」とあるが、結局、詳しい成因は不明ということだと思う。
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