Nature
山岳記
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突風で倒れた木 秋田県仁賀保町・鳥海山

撮影年月日:2002年8月10日

 鳥海山の秋田県側には中腹の祓川登山口に続く県道がある。象潟と矢島町(現在は由利本荘市)、仁賀保町を結んでいる。午前中は大清水湿原などを取材し、祓川の竜ヶ原湿原に向かうべく県道を上がっていた。すると後からパトカーが追いついてきた。先に行ってもらおうと脇に寄ると、追い抜きざまに「この先で木が倒れて通行できなくなっているみたいだよ」と教えてくれた。そこで、どんな状況なのか見てみたくなり、パトカーのあとについていった。現地に到着すると数本のブナが、県道を塞いでいた。台風が通過したわけではなかったから、局地的な突風が発生したものと思われるが、かなり太い木も完全に折れており、そのすさまじいパワーに驚かされる。


鳥海山に中腹に続く県道を通行止めにした倒木(奥)と通報を受けて到着したばかりのパトカー。







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