Nature
山岳記
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つむじ風 長野県山ノ内町・焼額山

撮影年月日:2003年8月1日

 奥志賀高原、標高2006mの焼額山山頂部には、高層湿原と稚児池がある。この日、山頂に到着して休憩していると、「シュルシュル…」という聞き慣れない音をたてながら稚児池の水面が波立った。はじめ、何かの魚か動物が争いながら水面上を移動しているのかと思ったほどだった。だが、見る見るうちに水が渦を巻きながら立ち上がった。違う方向から別々の風が入ってきて、この池の上で激しく衝突し、渦を巻いたのだ。つむじ風としては大きくはないだろうが、ちょっとした出来事だった。ラッキーだったのは、ちょうどカメラに105mmのレンズを装着していたこと。だから、すぐにその様子を撮影することができた。これが常用している広角〜標準ズームだったら、こうは撮れなかっただろう。


焼額山・稚児池の水面を巻き上げるつむじ風

つむじ風・連写1


つむじ風・連写2


つむじ風・連写3


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