葉に入る赤いスジから血潮菫と命名
チシオスミレ
スミレ科
Viola hirtipes f. rhodovenia
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スミレ科スミレ属。サクラスミレの一品種で、葉脈に沿って紅紫色の斑が入るのが特徴。その様子から「血潮菫」と名付けられた。
母種のサクラスミレは、北海道~九州に分布。落葉樹林や草原に生え、花が大きいので見栄えがする。
写真は長野県大町市の林縁で見かけたチシオスミレ。チシオスミレとサクラスミレは混生することも多いようだが、撮影したのは2000年5月24日。もう20年くらい前のことなので、周囲にサクラスミレがあったかどうか、まったく記憶にない(当時の取材ノートには書いているかもしれないが)。
まるで人間の血管のような赤いスジが葉脈に沿って入るチシオスミレ。
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