<<前のページ | 次のページ>>
北海道の大雪山系などに分布する
チシマノキンバイソウ
キンホウゲ科
Trollius riederianus
…………………………………………………………………………………………………

  キンポウゲ科キンバイソウ属の多年草。北海道を含む東北アジアからカムチャツカ、アリーシャン列島に分布。北海道では、大雪山系、知床連山、斜里岳、ニセイカウシュッペ山、石狩岳、余市山地の高山帯の湿った草地に生える。漢字では「千島の金梅草」。高さ20〜80センチ。よく似たシナノキンバイの花弁は、雄しべよりも短いが、本種の花弁は長さ11〜13ミリで、雄しべとほぼ同長となる特徴がある。

 写真は、北海道清里町の斜里岳で見かけたチシマノキンバイソウ。山頂手前の登山道沿いには、結構見られた。

関連情報→本サイト植物記「シナノキンバイ



斜里岳の登山道沿いに咲くチシマノキンバイソウ。



  
 CONTENTS 
 
   
 

Nature
植物記