Nature
NHK VS 朝日新聞/2005年5月5日

 少し前のことだが、NHKに対する朝日新聞の取材で、双方がもめたことがあった。私が感じたのはNHKの方に分があるということだ。朝日新聞はNHKの主張に対して反論会見を行ったが、その時、NHKの質問に直接は答えず、要はNHKの行為がけしからん、といったに過ぎなかった。これだけ見れば、朝日新聞の方が嘘をついていたのは明らかである。なぜなら、本当に朝日新聞の方が正しいことをいっていたのであれば、絶対に何が何であろうとも、そのメンツにかけて反証を出して反論したはずだからだ。しかるに反証を出さなかったところを見ると、出さなかったのではなく、出せなかったのは明らかである。ゆえにNHKの不祥事は置いといて、この件に関してだけいえばNHKの方に私は軍配を上げる。マスコミというのは、真実を追究してこそ、その存在価値がある。それなのにメンツの方を優先するとはどういうことか。これではメンツばかり優先して、専門家が調査を勧告しても従わない諫早湾干拓事業における農水省のバカ官僚のことを追及する資格はない。いかにも我々の方は間違っていない、という感じでなんとか部長とやらが何人も出席して、憮然とした表情を見せつけて記者会見をしても、朝日新聞がそういうメディアであるということがよくわかった。私は朝日新聞を購読しているが、この一件でつくづく幻滅した。




 
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