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車の工夫+車搭載グッズ(前の車) 


※2007年春に車を買い換えたが、以下の記事は前の車について書いていたもの。そのまま掲載しておく。

●カーナビ
 取材に絶対欠かせないのがカーナビ。私のカーナビは93年に購入したソニーの一番最初の製品。当時、ヨドバシカメラでも1割引しかしてくれず、それでも40万円くらいした。それを自分で車に取り付けた。最近のものはアンテナは小さく目立たないが、私のは15cm×10cmくらいの大きさがあって、やたらと目立つ。またジャイロコンパスが搭載されていないので、トンネルに入ると自車表示が止まってしまうし、CDROMには交差点情報も入っているのに、それを表示する機能がないなど、いろいろ使いにくい部分は多いが、それでもカーナビのおかげで道に迷わない、道を間違ってもすぐに気づくなど、特に私のようにあちこちに車で行く者にとっては、その価値は絶大。高価な買い物だったが、完全に元はとったと思う。私が買った頃は、カーナビは全然一般的ではなく、地方のガソリンスタンドに立ち寄ると、物珍しげに見られたり、何であるか質問されたりしたこともあった。このカーナビは、すでに10年も使っているが、修理に出したのが一度あり、その後も突然画面がピンク色になったりすることもあったが、今のところその症状もなぜか収まり快調だ。
 テレビも見れるので、取材後の時間つぶしには便利だが、電波が弱い場所では困るので、車載用ビデオデッキも載せてあり、テレビが映らないときはこちらを見る。またノートパソコンでDVDを見て楽しむこともある。


●ETC
 高速道路に乗る機会が多いので、これは必需品。ハイウェイカードが利用できた頃は、搭載を考えていなかったが、カードの廃止に伴ってやむなくつけた。しかし、実際に使ってみると思っていた以上に快適だ。とにかく料金所が混雑している時に、ガラガラのETCレーンを颯爽と通り抜けるのは実に気持ちいい。しかも利用履歴はあとでウェブ上で確認できるし、また前払い金額の確認や追加なども簡単にできる。


●網戸
 後部座席の左右の窓には網戸をつけてある。アルミ材と発泡素材を組み合わせて自作したもので、夏に車中泊する上では欠かせない。網戸にして寝れば、風通しが断然違うので、夏の夜でも快適に寝ることができる。唯一困るのは夜半に雨が降り始めた時だが、たいていは気づく。磁石で取り外しができるブライント形の雨除けを作ろうかとも思っている。屋根形では邪魔になったり風で飛ばされる懸念もあるが、幅10cmくらいのブラインドを重ねるような構造にしておけば雨が降っても車内に入ることはないし、邪魔にもならない。
 網戸は、車のオプションでもっとあってもいいと思うのだが、なぜか用意している車種はない。それどころか、最近のミニバンは後部座席の窓が開かないようになっているものも多い。シートをフルフラットにして寝られるようになっている割には、夏場に車で就寝することは想定していないようだ。だが、窓も開かないようでは、とても夏の夜はエンジンを切って寝るのは不可能である。結局、アイドリングしてクーラーを入れなければ快適に寝ることはできない。自動車メーカーはエンジンの排気ガス対策には随分ご熱心だが、こういう窓も満足に開けられない設計が、結果的にアイドリングにつながっていることをどう思っているのだろうか。もし長距離トラックに網戸があり、多くのトラックがアイドリングなしで寝るようになれば、排気ガス排出量も相当減るのではないか。トラックなら、窓ガラスの内側に引き出せる網戸を取り付けることは技術的には難しくないと思うのだが。
 また最近は、道の駅などで車で寝泊まりしながら旅行している人を見かける。自動車メーカーにとっては想定外なのかもしれないが、今や車は第2の寝室にもなりかけている。そんな状況を考えれば、網戸は地球温暖化対策のひとつといっても過言ではないと思う。ぜひ検討して頂きたい。


後部座席の窓に取り付けた網戸(左)。網戸を取り付けたまま窓ガラスも閉められる(右)


●予備バッテリー

 以前、登山口でエンジンをかけようとしたらバッテリーが上がってかからなかった経験から、車には予備バッテリーを搭載してある。使用しているバッテリーが交換の時期になれば、その予備バッテリーと交換し、新しいバッテリーを予備バッテリーにしている。また走行中に倒れて液がもれたりしないよう、転倒しない構造の木製バッテリー入れを自作し、それに入れてある。


●キーを落としてもエンジンをかけられる
 山麓から離れた登山口に車を置き、一番最後に下山することも多い私は、万一車のキーを山で落としても、ドアを開錠できエンジンを始動できる工夫をしている。ありがちなのは、カー用品店で販売している予備キー入れを利用する方法だが、そうではない。車の下などに磁石で張り付けるタイプのものは、車上荒らし犯も先刻御承知であろうから、そんなものに頼るつもりはない。ここでは詳しくはいえないが、防犯上の対策も考慮した独自の工夫である。これまで、それが役だったことはないが、いざという時は、役に立つはずである。


●カーセキュリティー
 どの程度、効果があるのかわからないが、ひと気のない場所に車を停めることも多いので、カーセキリティーも付けてある。セットしておくと、ドアを開けたり、振動が与えられたり、人が接近したりすると、かなりうるさい警告音が鳴る。リモコンで遠方からセット−リセットも可能のタイプだ。ま、警告音が鳴っても無視して盗むような輩には役に立たないが、それでもないよりかはましだと思う。ドアや後部ドアには、防犯装置搭載車というステッカーも貼ってある。


●その他のいざという時グッズ
 これまでいろいろな車のトラブルの経験があり、中には南アルプス深南部の夜の林道でトラブルに見舞われたこともあるので、やはりいざという時のグッズは欠かせない。当然JAFには入会しているし、少々のトラブルなら、その場で自分で対処できるように最低限の道具は積んである。バッテリーケーブル、ロープ、スコップ、バール、携帯用ノコギリ、ハンマーなどだ。予備バッテリーもそのうちのひとつ。


●洗濯用品
 1週間以上の取材では、洗濯物も取材先で洗濯するしかない。以前は、水道設備のあるキャンプ場などでバケツで洗濯していたが、最近は専らコインランドリーである。駐車場付きのコインランドリーが、随分増えて見つけやすくなったが、それでも普段から注意しておき、見つけたら地図にメモしておく。後日、必要となったらそこでまとめて洗濯する。乾燥まで完了できるので、自分で洗濯していたときのことを思えば随分楽になった。洗剤や漂白剤などはもちろんコインランドリーの自動販売機でも買えるが、やや高いので、車に一式載せてある。すでに行きつけのコインランドリーが秋田県などに何カ所かある。昨年はよく行く志賀高原の山麓でもコインランドリーを見つけ利用した。今後はここも行きつけになりそう。




わが愛車について(前の車) 
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※2007年春に車を買い換えたが、以下の記事は前の車について書いていたもの。そのまま掲載しておく。

 私の車はすでに新車として購入してから十年以上になり、走行距離は何と約25万キロ。カー用品店でエンジンオイルなどを交換するときに「走行距離は何キロくらいですか」と聞かれると口にするのがちょっとはずかしいくらいだ。
 過去には、出版社から依頼を受けて、時間があまりない中にでかけた取材先で、急にバックができなくなったり、いろいろと困らされたことも多いが、やはり長年乗っているので愛着もある。特に私は車中泊することが多いので、車に乗っている時間が長く余計にその思いが強くなる。それに山では車のありがたさを何度実感したことか。晩秋の山。刺すような寒さの中、足早に下山。ようやく登山口に停めた車にたどり着く。服を着替え、車の暖房をかけたときの何ともいえぬ安心感。緊張感が抜けてホッとする瞬間だ。自分の車は、まさに自分の家のような安心できる存在なのだ。
 私自身は沖縄以外は全国の都道府県に行ったことはあるが、この車も北は北海道・礼文利尻から南は鹿児島県屋久島まで行っている。特に関東甲信越、東海、東北地方は、地元の人も行かないような場所にまで足をのばしている。全国のうち未走県(高速道路で通過しただけというのは含めない)は和歌山県、石川県、香川県、高知県、長崎県、沖縄県の6県。たぶん全国制覇するよりも車の寿命の方が先だろうけど、それにしてもいろいろなところに車で行ったもんだ。
 フリーになりたてで、まだ仕事も安定せずに取材に使えるお金も充分になかったころ。懐具合と相談しながら、車であちこちに行っていたころのことを思い出すと、一緒に厳しい時期を乗り越えたなかまのような意識さえ芽生えてくる。しかも、私の車は新車として購入したにも関わらず、初期不良があった車だった。そんなこともあって、余計に厳しい時期に高額の修理代が必要になるような故障もなく支えてくれたことにある種のありがたみのようなものも感じる。高額の商品なのだから、ちゃんと走るのがむしろ当たり前なんだけどね。
 その一方で、未舗装の悪路を走ることも多いので、車の底部には石にぶつかって凹んだ箇所が多数ある。エンジンルームにも泥や埃が入り込みやすいので、本当に汚い。なじみの修理工場の人からも「こんなに汚いエンジンルームは見たことない」とか、あまりにボコボコになった底部の部品を見て「車がかわいそう」といわしめたほど。そりゃそうだろうけど。車高が普通車程度しかないから、気をつけていてもガリガリ…ってことになってしまうのだ。路面状況を読みとりながら、石をあてずに未舗装道を走り抜けるのは結構難しい。車に聞いてみないとわからないけど、本心は「本当にひどいよな〜。もっと気をつけてよ」と思っているかも。


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