File No.0065

すだれ戸




 すだれ戸って、これまた何のことはわからないと思うが、「網戸」ならぬ「すだれ戸」といえば、想像しやすいかも。仕事部屋には西側に窓があり、夏は西日がきつい。なので、ほぼ常時ブラインドを下ろしているが、エアコンの電力消費量のことを考えれば、これもあまり好ましくない。ポイントは西日を遮るものが部屋の中にある点だ。ブラインドが西日で温められ、室温上昇の要素となり、エコじゃない。特に今年(2024年)の夏のような酷暑では、余計に見過ごせない問題と化してきた。

 先日、倉庫の中に秦野で使っていたすだれがひと巻き残っていることに気づいた。寸法的にちょうどよさそう。これを西側窓に取り付ければ、部屋の外で適度に西日を抑えることができるはず。省エネにもわずかでも貢献しそうだし、何よりすだれは風情がある。

 とはいえ、どうやって取り付けるかは悩ましい。通常は窓枠の上から縦に垂らすのが一般的だろうが、強い風が吹けばバタバタしそうだし、うちの窓枠上部に取り付けるとなると、紐を通す穴もなく、ちょっと難しい。すだれ全体の寸法を計ると、横にすれは窓枠の内寸に少し足らない程度だった。そこで2センチ角の角材を窓枠に合わせて長方形に組み立て、縦方向の調整用に材を追加する。すだれを合わせて木ねじとタッカーで固定。横方向の寸法は余ったので切断し、縁はやはりタッカーでガチャガチャと打ち付ければ、あっという間に「すだれ戸」の完成だ。

 アルミサッシ窓枠にある雨戸用の溝は上側が下側よりも深くなっていて、網戸の取り付け取り外しと同じしくみで、すだれ戸を上側の溝に差し込んでから下側の溝に落とせば、少々の風が吹いても外れないというわけ。うちは1階の屋根に仕事部屋のドアから出られるようになっているので、屋根側から取り付けられる。そのため設置も簡単だった。




完成した「すだれ戸」。木枠には塗料も塗らず、木地のまま。中心に補強材を入れようかと思ったが、それも省略した。枠は木ねじで固定。実に短時間のうちにできてしまった。



仕事部屋の西側窓枠に取り付けたところ。雨戸を閉めるときは取り外すことになるが、取り付けも取り外しも簡単だ。通常の「上から垂らすだけの使い方」よりもスッキリするし、風が吹いてもバタバタせず、外れたり飛ばされたりすることを気にしなくていい。



部屋の中から見ると、こんな感じ。部屋の外側で西日をシャットアウトできるので、エアコンの効率もよくなるはずだ。それにしてもボクちんは、我ながらSDGsを着々と実行しているなぁ(笑)。

















 

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