Nature
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フィルター外しリング

File No.007

  フィルター外しリングをカメラレンズに取り付けたところ。写真のフィルターは回転枠のない普通のフィルターだが、このようにフィルターとカメラレンズの間に挟み込んで使用する。











 
    
使い方はカメラレンズにフィルターをねじこむ時、その間にフィルター外しリングをはさむだけ(左)。
樹脂板を円カッターで切って作った試作品1号。まだまだ改良の余地はある(右)。
 
  次の試作品では、突起を回しやすい形状に改良したい。

 カメラレンズに取り付けたフィルターをはずす時、ねじこみがきつくてはずれにくいことがある。そんな時のためにケンコーからは「らくらくラバー」なんていう便利なグッズが発売されている。ゴム素材でできており、これでフィルターを掴んでまわすと抵抗が増加してはずしやすくなるのだ。ところが回転枠付きのPLフィルターでは、こんな便利グッズも役に立たない(薄型PLフィルターではこの限りではない)。力を入れてまわすべき部分自体がスルスルと回転してしまうので、一度固くねじこまれてしまうとはずすのに苦労する。
 そこで「フィルター外しリング」なるものを考えてみた。薄い樹脂製でフィルターとカメラレンズの間に挟み込んでおけば、たとえ固くねじこまれていても、このリングの突起に力を入れて回せば、簡単にフィルターを回すことができるというわけ。
 そんなアイデアが浮かんだので、早速試作品第1号を作ってみた。とりあえず、このリングを回せば本当にフィルターを緩めることができるかどうか検証するためなので至ってシンプル。薄い樹脂板を円カッターでフィルター内寸の穴を開け、外側には4ケ所の突起が残るように切り出した。それをフィルターとカメラレンズの間に挟み込んで、突起を回してみると、スルッという感じでフィルターが回ってはずれた。まずは期待通りだ。
 次の試作品では、@もう少し厚い樹脂板を用いる。A突起を回しやすい形状に変更する。以上2点の改良が必要そう。本当はPLフィルターの枠自体に突起を付けておいてくれると外しやすくなるのだが、そんな細工を追加すると製造コストが上がるから、どこのメーカーも作らないのだろう。とりあえずは、この「フィルター外しリング」を自作するしかないが、フィルターメーカーには回転枠付きフィルターに「突起追加」をぜひ検討していただきたいものだ。

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