実家のケトル(やかん)取っ手が壊れた。金属製の柄を上下からふたつのプラスチック製パーツで挟み込む構造だが、そのうち下部パーツが、長年の熱負荷で劣化していたようで、ポッキリ折れてしまった。そこで木材を使って、ほぼ同形のパーツを自作して修理することにした。
まず12×12ミリ角の木材を元パーツと同じ長さに切断。さらにボアビットを取り付けた卓上ボール盤とノコを使って、元パーツの形に近づけ、さらにヤスリで形を整える。外寸がほぼ合ったところで、2ヶ所にネジ用のバカ穴を開け、それよりも大きめのドリルで表側にネジ頭隠し用の穴と裏側に上部パーツ内部のメスネジ突起が入る穴を浅く開けて、それぞれ2段穴とする。
サウンドペーパーで表面を磨いて仕上げたら、最後につや消し黒スプレーで塗装して、パーツは完成。ケトルの柄を挟み込んで上パーツとネジ止めして修理完了だ。
|